すき間時間に! マウスの腱鞘炎を回避するためのストレッチ術
PCを使った作業では、キーボードやマウスを長時間使用することで、けんしょう炎になることがあります。回避するためにはストレッチがポイントになります。
マウスをクリックしたり、キーボードを打ったりしたとき、手首に痛みが走った経験はありませんか。関節が痛んだり、指がこわばったりする場合、けんしょう炎を起こしているかもしれません。そのけんしょう炎を回避する方法をご紹介します。
PC作業の腱鞘炎には何がある?
けんしょう炎とは、繰り返し同じ手を使うことによって、「けん」いう筋が筋肉を動かすときに支える役割を果たしている「けんしょう」とこすれ合うことで、炎症が起きる疾患です。
手首や指を何度も何度も曲げ伸ばしすることでこすれ合い、炎症が進みます。そのうち、腫れぼったくなったり、痛みが起きたりして悪化していきます。
PC作業では、マウスをクリックする動作や、PCのキーボードを打つ動作、スマホ利用時には、画面を操作するときの親指と人差し指を動かす動作などで起きているようです。
腱鞘炎の症状と原因って?
けんしょう炎になると、手首や指の付け根が痛くなったり、手や腕がしびれたり、指がこわばったりします。悪化すると、少し手首や指を動かしただけで、激痛が生じ、生活するのにも支障が出てきてしまいます。
このけんしょう炎の原因は、手首や指の使いすぎ。しかし、その症状が現れるには時間がかかるため、気付きにくいところがあります。
PC作業の腱鞘炎を防ぐには?
けんしょう炎は、悪化する前に対策をとって防ぎたいもの。そこでおすすめなのが、小まめに休憩を入れることです。休憩のコツは、ただ作業を止めるだけでなく、一度キーボードやマウスから手を離すこと。手を酷使しない、ほかの作業をするのも良さそうです。
もし痛みやこわばりが出てきたら、冷湿布で冷やすと炎症を鎮めることができます。
また、手首のけんしょう炎を予防するためには、ストレッチが有効。手の平を前方に向け、指を下にした状態で腕を前に突き出し、反対側の手で親指以外の指を4本つかんで手前にぐいっと20〜30秒かけて引っ張ります。すると、手首が伸びます。
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