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保健同人社、iPhoneアプリ「家庭の医学」を期間限定で無料化
保健同人社が、熊本地震被災者などへの支援を目的に、家庭医学辞書のエッセンスをアプリ化したiPhoneアプリ「家庭の医学」を、期間限定で無償提供しています。
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保健同人社が4月21日、家庭医学辞書のエッセンスをアプリ化したiPhoneアプリ「家庭の医学」を、5月31日まで無償で提供すると発表しました。5月31日までの期間限定措置です。保健同人社では、「熊本地震の被災者、および被災者を支えるすべての方の生活にお役立ていただくため」としています。
iPhoneアプリ版の家庭の医学は、家庭で役立つ医療情報や必要な病気の知識を解説した「新赤本 第六版 家庭の医学」をベースに、アプリで使いやすいように作り変えたものです。保健同人社では、このアプリの特徴として以下を挙げています。
- アクシデントの際、救命・応急手当を見れば即座に対応できます。
- 体に異常を感じたときの対処法、セルフケアなど、適切な判断をとれるよう症状別に解説をしています。
- 病気の解説、検査、今後の治療法をわかりやすく解説しています。
- 薬の知識、妊娠・出産、育児、アンチエイジングなど、各年代を通して健やかに過ごせるために注意しなくてはならない最新の情報も提供しています。
- なんとなく不調がつづくと思ったら、チェックシートで健康度を調べられます。
ちなみにこのアプリ、普段は1900円で提供しているもの。被災地域の人以外も、いざというときに備えて入手しておいてもいいのではないでしょうか。
なお、保健同人社では、けがや急な体調不良などのアクシデントの際に活用できるiPhoneアプリ「応急手当」、質問にはい/いいえで答えていくと、可能性のある病気と診療科目、どのようなセルフケアをとったらよいのかを教えてくれるiPhoneアプリ「症状チェック」といったアプリも無料で提供しています。
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