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コラム

非常食なのにヘルシー? 震災で注目、ローリングストックとは

災害が起きたときのために備えておくべき災害食。食べながら補充していく「ローリングストック」が注目されています。

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 地震や災害を意識して非常食を備蓄している人は多いのではないでしょうか? 実は今、備蓄だけではなく、災害食を適宜「日常食」として活用していく「ローリングストック」が注目されています。

 非常食(災害食)などの備蓄は完璧にそろえても、油断するとすぐに消費期限がすぎてしまいます。よって、食べ物である以上、中身は定期的な入れ替えが必要です。

災害食を上手に消費! 「ローリングストック」とは?

 「ローリングストック」は、災害食をうまく回転させながらストックしていく新しい備蓄の方法。メリットは、日常用にも食事として活用するので「賞味期限切れによる破棄を防げる」「災害時に食べる前に味の確認ができる」などが挙げられます。

ヘルシーで安全な災害食「IZAMESHI」

非常食 地震 災害 IZAMESHI
(画像は公式サイトより)

 特に人気なのは、長期保存できるおしゃれな災害食「IZAMESHI」。保存料不使用でヘルシーな点が、女性を中心に人気を集めているようです。

 既にメニューは多く、販売されているご飯物は、ごはん(白米)やひじきご飯、わかめご飯など。おかずには、煮込みハンバーグやぶり大根、おでん、肉じゃがなどがあります。

 ご飯以外にも醤油ラーメンにわかめうどんなどのめん類、パンやスイーツなども商品として開発されています。おやつには、携帯用の災害食にも便利なチョコバーとフルーツドロップなどがあり、災害時に飽きないような味付けの工夫がされています。

 先日の熊本地震の影響などで防災意識が高まる中、現在は品切れになっている商品も多く、災害が起こった後よりも日ごろから備蓄しておくことが大切でしょう。

「サバイバルフーズ」の缶詰シリーズ

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(画像は公式サイトより)

 オレゴンフリーズドライフーズ社が開発した「サバイバルフーズ」の「缶詰シリーズ」はNASAも認めている備蓄食(非常食)の1つです。日本でも地方自治体や企業などの備蓄に取り入れられています。

 缶詰のメニューには、野菜シチューやチキンシチュー、洋風とり雑炊、洋風えび雑炊など、災害食とは思えない高級感のあるものが多く存在します。

 「かんぱん」や「カップラーメン」なども非常食の定番ですが、いざというときに備えつつ、日常用にも活用できる二面性の魅力が消費者の注目を集めているようですね。

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