栄養、偏ってない? 卵かけご飯に合わせたいメニュー3選
卵かけご飯は、ちょっと工夫するとさらに健康的に食べることができます。偏りがちな栄養バランスをおかずで補っていきましょう。
「卵かけご飯があれば生きていける」「毎日食べ続けても飽きない」という人も多いのではないでしょうか? 卵かけご飯は栄養的にとても優れているといわれていますが、毎日そればかりを食べるのは栄養バランスが偏ってしまいます。
今回は、健康度を高めながら食事をしたい人のために「卵かけご飯に合わせたいメニュー」を紹介します。
卵かけご飯は栄養的にも“おいしい”
卵かけご飯は、良質なタンパク質である「卵」と、重要な炭水化物である「ご飯」が組み合わさった栄養的にも優れたメニューです。米単体で食べると、必須アミノ酸の「リジン」や「トレオニン」が不足気味になる恐れがありますが、卵がその米の弱点を補っており、日本食の中でも優れたメニューと言えます。
卵には必須アミノ酸の他にもビタミン、ミネラル、亜鉛などの栄養素も含まれているため、ご飯と一緒に食べるだけで、さらに栄養価が上がります。
栄養バランスを考える
そんな優れた栄養価を備える卵かけご飯ですが、味もおいしく、簡単に作ることができるので「毎日食べても飽きない」という人もいるかもしれません。
しかし、毎日同じメニューを続けてしまうと、卵かけご飯といえど栄養が偏ってしまいます。卵かけご飯でも栄養バランスを考え、さらに健康的な組み合わせで食べることをおすすめします。
例えば、卵かけご飯は、次のような食材と一緒に摂取することで、栄養バランスをキープすることができます。
漬け物などで野菜と一緒に
卵かけご飯には、ビタミン類が少ないため、ビタミンの豊富な野菜を付け合わせにすると、さらに栄養バランスが良くなります。サラダや漬け物と一緒に食べると良いでしょう。ただし、卵かけご飯に醤油をかけた場合は、漬け物の塩分が多くなってしまうことがありますので、漬け物の分だけ醤油の量を減らすなどして工夫してください。
「ごま」や「しらす干し」などで栄養価をプラス
ビタミンEの豊富なごまを振ったり、カルシウムが豊富なしらす干しをトッピングするのもおすすめです。栄養価が高まり、味や食感に変化を出すこともできます。
「納豆」を使って「納豆卵かけご飯」
卵、米、納豆それぞれに、記憶力向上の働きがあるといわれている「レシチン」という成分が、多く含まれています。何か重要な試験の前であれば、納豆をプラスした卵かけご飯を食べる日があっても良さそうです。
卵かけご飯はそのおいしさだけではなく、体にとって栄養価が高いものです。不足しがちなビタミンなどは副菜で補って、健康な食生活を目指しましょう。
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