その歩き方で大丈夫? 「ZIKTO Walk」で姿勢を正しく美しく!(1/2 ページ)
最近、身に着けている人をたまに見るようになった活動量計。そんな活動量計に、非常にユニークな製品が登場しました。なんと姿勢をチェックして、よりよくするためのアドバイスまでくれるのです。
これまでいくつもの活動量計を試してきましたが、ユニークな1品と出会いました。それは韓国のヘルスケア・スタートアップ、ZIKTOが発売する活動量計「ZIKTO Walk」です。いったいどんなところがユニークなのでしょうか(日本語化前のベータ版を使用しているため、アプリは実際の画面と異なる場合があります)。
歩き方を判定して随時警告、体形バランスも測定し改善動画を提供
ZIKTO Walkが他の製品と大きく違うのは、後述する一般的な活動量の測定に加えて、歩行姿勢の測定や、体形バランスの分析までできるという点です。
今、活動量計は大きく分けて、フィットネス系と生活習慣改善系の2種類があります。
フィットネス系は、今よりもっと運動しようと考えるアクティブな層向けです。運動を自動的に判定して記録でき、ウォーキングやランニング、エクササイズなど、各種スポーツのメニューが豊富です。最近のトレンドとしては、心拍センサーを搭載したモデルや、さらに一歩進むとGPS内蔵という製品もあります。
生活習慣改善系は、自分の生活習慣を記録することで、健康意識を高める目的で使われます。普段自分がどれくらい歩いているのか、どれくらいのカロリーを消費しているのか。睡眠時間は足りているのか、しっかり眠れているのか、食事の時間は適切だろうか・・・・・・。そんな自分の生活実態を可視化することで、健康的な生活のためにどうしらいいかを考え、改善させようというわけです。
ZIKTO Walkは、歩き方と姿勢にフォーカスしました。「正しい歩き方と姿勢による、バランスのとれた体が大事」として、生活習慣の可視化に加え、体形バランスを整え、姿勢正しく歩くことで健康を維持しようと働きかけます。
そのため、ZIKTO Walkを手首に巻いて歩いていると、今歩きスマホの姿勢になっている、猫背である、歩くのが遅すぎる、足を引きずっていなど、振動とディスプレイ上のメッセージとで警告してきます。
歩き方はアルファベットの2文字と数字という組み合わせで、スマホを見ているときの歩き方は「PH」、猫背のときは 「MU」、足を引く歩き方は「DR」、遅い歩き方は「SL」となっています。アプリ内では、歩数などの活動量と並んで、どんな歩き方が何回検出されたかが確認できます。
さらに「歩き方分析」や「ボディーバランス」といった項目も見られ、ボディーバランスでは、ZIKTO Walkを使った体形バランス判定と、バランスを整えるために効果的なエクササイズが3種類、実際に見ながら実践できる動画付きで紹介されています。
ただ歩くだけではだめ。姿勢よくきちんと歩きましょう。体のバランスが悪い人は、エクササイズで矯正しましょう。そんな風に具体的な改善対策込みの製品というわけです。
最近流行の細めのバンド
ZIKTO Walkの本体はとてもスリムな活動量計です。サイズは幅13.58×長さ47.33×厚さ11.05mm。心拍センサーは内蔵されていないのですが、スリムなので腕時計との重ね付けも問題ありません。バンドの長さは2サイズ用意されており、Sサイズは手首周り120〜165mm、Lサイズは150〜210mmまで対応します。
手首に巻いておくと、歩数、移動距離、消費カロリー、睡眠サイクルを自動で記録します。着信やメッセージの通知機能も備えています。表面に開いた119個の穴が、LEDによって光る「ファントムLEDディスプレイ」を搭載しており、本体の左側面にあるボタンを1回押すごとに時間、歩数、ウォーキングスコア、電話やメッセージの有無を表示することができます。
バッテリーは専用のクレードルを使ったUSB充電で、フル充電で約3〜5日間は利用できます。本体は日常生活防水で、スマートフォンとはBluetoothで接続し、専用アプリで測定データを管理できます。
交換バンドも豊富に用意されており、まるでアクセサリーのようなバンドも。気分やファッションに合わせて付け替えることができます。
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