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Apple WWDC16の基調講演をリアルタイムで見るならここをチェック14日午前2時から

Appleが開発者向けに次期OSの新機能などを披露する場となっている「WWDC16」が日本時間の6月14日午前2時に開幕します。発表内容のエッセンスが明らかにされる基調講演をリアルタイムでチェックするなら、こちらのサイトを見るのがお勧めです。

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Hello WWDC16
基調講演は日本時間で14日午前2時に始まります

 Appleが主催する、アプリケーション開発者向けの年次イベント「WWDC16」が、日本時間の6月14日午前2時(現地時間では6月13日午前10時)から、米国サンフランシスコで開催されます。今年は基調講演など初日のキックオフイベントがビル・グラハム・シビックオーディトリウムで、その他のカンファレンスは例年通りモスコーニセンターで行われる予定です。

 WWDCは、Worldwide Developers Conferenceの略で、開発者向けのイベントではありますが、その年の後半にAppleがリリースを予定している新OSなどについて、情報が明らかにされる場です。多くの開発者向けセッションは機密保持契約の対象となっていますが、初日に予定されている基調講演では、広く一般向けにその新機能のエッセンスが紹介されます。

 今年は音声エージェント「Siri」の進化が大きなトピックとされているほか、昨今話題のBotやVR(バーチャルリアリティ)などへの取り組みについても言及があるかどうかが注目されています。また、すでに10.11までバージョンが進んでいるOS Xのメジャーバージョンアップはあるのか、バージョンが11になる場合、名前がどうなるのか(「macOS」になる、といったうわさもあります)、注目度が高いiOS 10(?)はどんな内容になるのか、watchOSやtvOSの次期バージョンにはどんな機能が盛り込まれるのか、などなど、気になる内容が盛りだくさんです(情報の開示はないかもしれませんが)。

 今秋App Storeに加えられる改善については、先行して情報開示も行われています。

 今夜は夜更かしして、午前2時からリアルタイムで情報をチェックしよう、と意気込んでいる人には、以下の方法がお勧めです。

Apple公式ライブ中継

Hello WWDC16
AppleのWWDC16公式中継ページ

 いつも通り、基調講演の模様はApple公式のストリーミング配信が予定されています。これを視聴できる人は、発表内容の確認は容易なはずです。URLは http://www.apple.com/apple-events/june-2016/ 。ただし、技術的な制約があり、どんな環境でも視聴できるわけではありません。

 視聴環境は「iPhone、iPad、iPod touchの場合はiOS 7.0以降で動作するSafari、Macの場合はOS X v10.8.5以降で動作するSafari 6.0.5以降、Apple TV(第2世代/第3世代)のソフトウェア6.2以降、PCの場合はWindows 10のMicrosoft Edge」とされています。主なApple製品と、Windows 10上のMicrosoft Edge環境がある人は、リアルタイムで発表会の模様を視聴できます。Apple TVがあれば、テレビの大画面で見ることも可能です。

 発表会終了後しばらくすると、同じURLでオンデマンド配信がスタートするので、リアルタイムでは視聴できないという人も、朝早起きしてこのURLをチェックするといいでしょう。

 なお、iOS環境なら、WWDCアプリからも基調講演は視聴できます。こちらでは過去の映像や一部公開されているセッションの映像なども確認できますので、興味がある人は見てみてください。

macwebcaster.comの日本語同時通訳

 公式中継が視聴できる環境であっても、音声は英語なので、英語のヒアリング能力が必要です。英語はちょっと自信がないという人は、日本語で同時通訳をしてくれるmacwebcaster.comを利用するのがお勧めです。公式放送を表示しながら、音声もしくは日本語訳をmacwebcaster.comで確認すると、スライドと日本語音声を同時にチェックできます。

 macwebcaster.comは毎回ボランティアで運営されるサービスですが、発表内容を日本語で理解するためには大変有用です。イベント開始の40分前、午前1時20分頃から直前予想番組を放送し、午前2時から通訳が始まります。iPhoneやiPad、iPod touchなら、公式アプリ「mwlive player」でも視聴可能です。なお、twitter(@macwebcaster)、facebook(macwebcaster.com)、LINEで通訳の文字版も配信しているので、音声で聞くのではなく文字で読みたい場合はこちらもおすすめです。

リアルタイム中継を予定しているWebメディア

 The Vergeや9TO5Mac、Engadgetなど、米国のテクノロジー系のメディアの多くは、基調講演会場からテキストと写真でリアルタイムに記事を更新する「Live Blog」を予定しています。Windows環境しかなくて、公式中継や同時通訳音声が確認しにくい環境では、こうした各社の Liveblog を追いかけるのが便利です。

 EngadgetのLiveblogは、写真とテキストが分かれて表示されるため見やすく、カーソルキーで写真を切り替えながら発言内容が確認できるのが便利です。同じ内容をベースにEngadget 日本版が日本語でも更新をするので、合わせて参考にするといいと思います。

 アプリ情報サイトやブログメディアなども随時情報を発信しているので、Googleなどで「Apple WWDC16 ライブ中継」などと検索してみるといいでしょう。

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