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ドライヤーの人気商品はどれ? ランキングからドライヤーの売れ筋を知る気になるアレの販売ランキング

そんなに頻繁に買い替えるものではないドライヤーですが、とにかく安いものが売れているのかというと、そうではありません。

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 普段、風呂上がりや朝の寝癖直しなどに何気なく使っているドライヤー。多くの人にとっては、1度購入したら、壊れるまで何年も使い続けるものだとは思いますが、どんな製品が売れ筋なのでしょうか。

 掃除機では高い知名度を誇るダイソンが、先日掃除機向けの技術を応用したドライヤー「ダイソン スーパーソニック」を4万5000円(税別)で発売したことが話題になりました。ただ、その価格の高さは群を抜いています。

 マーケティング・リサーチ会社GfKの協力を得て、全国の家電量販店のPOSデータを集計したドライヤーの5月の月間販売ランキングを見てみると、一般的なヘアドライヤーは、実売価格が5000円以下のものが中心であることが分かります。ただ、高価格なモデルも一部ランクインしています。

ナノケア EH-CNA97
パナソニックのナノケア EH-CNA97

 ランキングを概観してみると、パナソニックの高価格モデル「ナノケア」がランクインしているのが目を引きます。編集部調べでは、トップの「ナノケア EH-CNA97」の実売価格は1万5000円台後半。4位の「ナノケア EH-NA57」も1万1000円台後半、6位の「ナノケア EH-NA27」も9000円台前半と、1万円から1万5000円クラスでしっかり人気を得ています。2位の「イオニティ EH-NE57」は2000円台半ばです。その他の機種もほぼ5000円以下ですから、パナソニックのナノケア人気のすごさが分かります。

 ちなみにナノケアが他のドライヤーと異なる点は、「ナノイーイオン」を発生させて風に乗せていること。ナノイーは空気中の水分から生み出される微粒子イオンで、一般的なイオンより約6倍長持ちで広範囲に届き、水分量はマイナスイオンの約1000倍以上もあるそうです。「カビ菌やウイルス、ニオイ、アレル物質など目に見えない小さな不快の原因を抑制する力がある」とのことで、ドライヤーでは使用後の髪の指通りがよくなることなどが人気の理由です。

ione TID925
テスコム電機「ione TID925」も人気

 その他のモデルをみると、3位のテスコム電機「ione TID925」や8位の小泉成器「BACKSTAGE KHD-9100」など、5000円以下の手頃な価格帯のモデルも人気を集めています。

 GfK Japanによると、家電量販店における2016年(1-5月)のドライヤー販売は数量ベースで前年比6%増、金額ベースで同27%増と、拡大傾向とのこと。インバウント特需もあると見られています。金額規模が拡大した背景には、高価格帯製品の販売伸長があるとのこと。税別販売価格が1万円以上のモデルの販売は、数量ベースで前年同期から4%拡大し、20%を占めているそうです。

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