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知ってた? キウイの驚くべき活用法

熱中症対策にキウイが使えます。この夏、ぜひ取り入れてみましょう。

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 スーパーなどで見かけるキウイフルーツ。たまに買ってヨーグルトなどに入れて食べているという人は多いのではないでしょうか。実は、そのキウイフルーツは、優れた健康食材であることが分かってきているのです。

 夏の熱中症予防や腸内環境の調整、そして便秘解消と、日頃の悩みにアプローチする嬉しい効果が! そのキウイのすごい健康効果をご紹介します。

キウイフルーツ

キウイと塩で熱中症対策ができる!?

 一般社団法人臨床栄養実践協会の理事長を務める管理栄養士の足立香代子先生によれば、熱中症予防には、水分のほかに「糖」「塩」「カリウム」「マグネシウム」「カリウム」の5つを補給する必要があるといいます。点滴はこの5つの栄養素を含んでいるのだそうです。よって、この5つの栄養素は、体が正常に作動する基本的な栄養素といえるのです。

 キウイフルーツを使えば点滴同様の栄養素を含んだ「飲む点滴」を作ることができるのだとか。キウイフルーツには、水分はもちろん、塩以外の4つの栄養素が含まれています。そこで、もう1つの栄養素である塩を足してやることで、飲む点滴に早変わりするというわけです。

 皮をむいたキウイフルーツをジッパータイプのビニール袋に入れて手でつぶし、塩を1gとコップ1杯弱の水を入れれば、飲む点滴の完成。

 睡眠中は汗をたくさんかくため、寝る前に飲むといいそうですよ。

夜キウイで腸内環境を整える

 そんなキウイフルーツ、腸内環境の改善にも役立つといわれているんです。キウイに含まれる食物繊維が、腸内の善玉菌を増やし、環境を整えてくれます。

 グリーン・キウイフルーツの食物繊維量は、バナナ約3本分。さらに、水溶性と不溶性両方の食物繊維が含まれるため、効率的な食物繊維の摂取が可能に。

 特に夜食べると、腸内環境の改善がさらに期待できるため、夜キウイを毎日の習慣にしてみるとよさそうです。

1日2個で便秘解消?

 2016年4月、ニュージーランドで開かれたキウイフルーツの効果に関する国際シンポジウムでは、1日2個のグリーン・キウイフルーツを食べる実験で、消化機能と便通頻度が著しく改善したことが報告されました。キウイフルーツは、便秘のときにも効果が期待できそうです。

 熱中症対策や腸内環境改善、便秘解消など、なかなか侮れないキウイフルーツの効果。上手に取り入れてみましょう。

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