最新モデルの人気は? ウェアラブル活動量計の売れ筋を知る
ヘルスケアにまつわるいろいろな製品の売れ筋を、販売ランキングでひもときます。欲しいものがあるけれど、どの製品を買ったらいいか分からない、というときに参考にしてみてください。
自分が毎日どれくらい歩いているのか、どのくらいのカロリーを消費しているのか、といった情報を簡単に可視化できるウェアラブル活動量計(フィットネストラッカー)。ダイエットに取り組むなら、体組成計と合わせてぜひ持っておきたいアイテムの1つです。睡眠の状態も把握でき、どれくらいよく眠れているのか、何時間くらい寝ているか、といった情報が自動的に記録されるのも便利です。最近のモデルは、バッテリーの持ちもだいぶ良くなり、1週間程度は充電せずに使えるものが増えてきました。
今回はスマートフォンと連携する活動量計を、マーケティング・リサーチ会社GfKの協力を得て調べてみました。ランキングは、家電量販店における販売台数ベースのデータで算出されています。
気になるアレの販売ランキング(ウェアラブル活動量計編)
2016年7月1日〜7月31日ウェアラブル活動量計は、ネットでの販売比率が高いという特徴があり、量販店とネットでは売れているものの傾向に少し違いがあるといいます。このランキングでも、高機能な活動量計が若干少なめで、シンプルな歩数計に近い、クリップ型のモデルがいくつかランクインしているのが分かります。
ランキング1位はFitbitの「Charge HR」。2016年2月に集計した前回のウェアラブル活動量計ランキング、2015年9月に集計した前々回のウェアラブル活動量計ランキングともに1位となっており、不動の人気と言えそうです。
Charge HRは、活動量計機能に心拍数(脈拍数)の計測機能を備えつつ、最長5日間充電が不要という、機能と使い勝手のバランスの良さが受けているのでしょう。2位のFitbit 「Alta」は心拍数の計測機能はないものの、ベルトの交換が容易でスタイリッシュなデザインが特徴のモデル。心拍計測機能が不要な人には価格もリーズナブルで人気だと考えられます。
新しい製品では、MISFITの「RAY」がランクインしているのも目を引きます。RAYはボタン電池を使用し、約半年間充電が不要な点が魅力のモデル。心拍数の計測には非対応ですが、手軽に活動量を可視化するには便利な製品です。
家電量販店における2016年(1月〜7月)のウェアラブル活動量計の平均価格は、前年同期から約5割上昇しているといい、高機能モデルの構成比が拡大している様子がうかがえます。
まだ使っていないという人は、そろそろ購入を検討してみてはいかがでしょうか。
GfKウェアラブルワークショップ
成長市場の最新販売動向と潜在需要を短時間で把握できる少人数セミナーが開催されます。
【日程】2016年8月24日(水)・26日(金) 15:00〜17:00
【場所】GfKジャパン本社(最寄駅:中野坂上駅)
詳細はこちらから→http://www.gfk.com/jp/insights/event/gfk-18/
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