1万円以上するのに大人気! パナソニックのドライヤー「ナノケア」は何がすごいの?
1万円以上もするのに絶大な人気を誇るヘアドライヤー「ナノケア」はどうしてこんなに評判がいいのでしょうか。最新モデルを実際に試してみました。
日々のヘアケアの基本となるドライヤー。最近は1万円以上のハイスペックな商品がヒットし、「髪を乾かすだけ」だったヘアドライヤーに革命が起きています。
Panasonic Beautyシリーズのヘアドライヤーはその筆頭です。パナソニックといえば、2016年5月のドライヤー月間販売ランキングでは、トップ10のうち6製品を占めたドライヤー界の王様。そのなかでも「ナノケア」シリーズの最上位モデルは、1万円を超える製品なのに、販売ランキングのトップをひた走る人気モデルです。女性をターゲットにするPanasonic Beautyブランドの製品ではありますが、髪の毛に悩みを抱える人なら男女問わずチェックしたいところ。
かくいう私も髪の悩みに長年振り回されており、ヘアスペックは「太・硬・多・クセ」の四重苦。定期的に美容院でストレートパーマやトリートメントをかけないと、あちこちにハネて広がる暴れ馬タイプです。
しかしドライヤーに特にこだわりはなく、アマゾンで買った2000円台のものを使用中。「1万円以上もするモデルはなかなか手が出せないわ……。たかがドライヤーでしょ?」と疑心暗鬼になりつつ、9月1日に発売予定の最新モデル「EH-NA98」を使ってみました。
本体は高さ22.8×幅21×奥行8.9cm、重さ約575g。旅行や出張で持ち運ぶとかさばりそうですが、自宅で使う分にはサイズ感はまったく気になりません。持ち手を折り曲げられるので、収納にも特に問題はなかったです。
機能としては、パナソニック独自の微粒子イオン「ナノイー」の発生量と風量が20%アップ(従来比)。よりしっとり感・指どおり・まとまりなどの髪の効果実感が向上したとのこと。髪の表面を覆うキューティクルを密着させることで、UVケアまでできるようになりました。
風量は約1.3m^3/分とパワフルで、普段は10分近くかかる太・硬・多のショートボブが5分ほどで乾きました(環境によって違いあり)。髪の動きやフェイスパックの剥がれ具合を見ても、いかに大風量か分かるはず!
髪にツヤを出すには、9割方乾かしたあと、温風・冷風を自動で切り替える「温冷リズムモード」に切り替えましょう。温風でクセを伸ばし冷風でキープさせることで、髪の表面が整い、光を反射するしなやかな髪に仕上がるのだそう。髪を痛める原因となるオーバードライも防げます。
5分後の仕上がりは一目瞭然! 安価なドライヤーで乾かした髪と比較すると、天使のリングがくっきり見えて、うるツヤヘアになっていることが分かります。アウトバストリートメントなどは一切つけず、手ぐし程度でこの収まり感。素晴らしいの一言!
美容院でブローしてもらうと、同じ自分の髪でも普段よりツヤツヤに仕上がりますよね。さすが美容師のなせる技ですが、その仕上がりを自宅でも再現できるのがパナソニックのテクノロジー。使い続ければ美容院でトリートメントする回数も減らせそうです。
さらに60℃(室温30℃時)で地肌をやさしく乾燥させる「スカルプモード」も搭載。ナノイーがうるおいを与えることで地肌ストレスの原因となる乾燥をおさえ、余分な皮脂を周囲の水分と混ざりやすくします。頭皮の日焼けが気になる女性だけでなく、頭皮ケアをしたい男性にもおすすめ。たまにめっちゃ頭くさいオジサンいるからね!
今回はビビッドな「ルージュピンク」を使用しましたが、「ピンクゴールド」や「白」なら男女気兼ねなく使えます。ドライヤーは嫌でも毎日使うため、ながらでも使い続けることで、健やかな髪と頭皮を手に入れられるのではないでしょうか。
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