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Blu-ray Discソフト、国内も11月キックオフ

» 2006年08月29日 14時03分 公開
[渡邊宏,ITmedia]

 ソニーや松下電器産業らBlu-ray Discを推進するメーカーと、ウォルト・ディズニー・ジャパンや角川エンタテインメントらソフトベンダーは8月29日に共同で記者会見を開催。Blu-ray Disc ソフトの国内販売を11月より開始するとアナウンスした。

photo 国内で発売されるBlu-ray Discのタイトル

 発売が明らかにされたタイトルは、「アンダーワールド2 エボリューション」「プロデューサーズ」「S.W.A.T」(以上 ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント)、「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」「チキン・リトル」「南極物語」(以上 ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント)、「Project PAPO」(GDH)、「U2 魂の叫び」「M:I-2」「ブラック・レイン スペシャル・コレクターズ・エディション」(以上 パラマウント ホーム エンタテイメントジャパン)、「AIR」(ポニーキャニオン)、「ファイヤーウォール」「フルメタル・ジャケット」「逃亡者」(以上 ワーナー・ホーム・ビデオ)など。

 そのほかにも、ソニー・ミュージックエンタテインメント、20世紀フォックス ホーム エンターテイメントジャパン、BGM JAPAN、プロダクション・アイジーらの代表者が顔を揃え、自社タイトルをBlu-ray Discソフトとして発売する意向を示した。

 気になる発売時期だが、現在明らかにされている範囲で最も早い時期に発売されるのは「Project PAPO」(GDH)、「ソードフィッシュ」「フルメタル・ジャケット」「ファイヤーウォール」「逃亡者」で11月3日。続くのは「ホーンテッドマンション」「60セカンズ」「ダイナソー」「南極物語」(ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント)の4本で、発売日は11月8日。そのほか、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントやワーナー・ホーム・ビデオなども年内にソフトの販売を開始するとアナウンスしている。

 「Blu-ray Discでは、映画館で楽しめる映像・音響のクオリティとともに、(インタラクティブ性など)家庭でしか楽しめない仕組みを用意する。“ホームシアター+α”を実現する商品を提供してきたい」(ソニー コーポレート・エグゼクティブ SVP 西谷清氏)

 デジタル閻魔帳でおなじみのデジタル・メディア評論家の麻倉怜士氏も“ハイビジョンラバー”として登場。「AVファンが待ち望んでいたものがようやく登場したという感じ。Blu-ray Discソフトはハイビジョン放送より高画質・高音質。大いに期待する」と歓迎のコメントを述べた。

photophoto ソニー コーポレート・エグゼクティブ SVP 西谷清氏(左)とデジタル・メディア評論家の麻倉怜士氏(右)
photo 麻倉氏によるBDソフトの“感動度”

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