立体物を撮影すると特定URLにジャンプ〜NTTとセガの実験

» 2005年12月14日 21時44分 公開
[ITmedia]

 NTTとセガは12月13日、実世界の2次元/3次元対象物に対してハイパーリンク機能を付与する技術の共同実験を開始した。NTTサイバースペース研究所のオブジェクト認識技術を活用しており、ネットサービスとの連携を目指す。

 QRコードのような平面パターンだけでなく、立体物に対しても有効であることが特徴。実験では、セガの「サクラ大戦」「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」「甲虫王者ムシキング」の立体フィギュアや、PC向けWebサイトのモニター画面に表示される平面画像をカメラ付き携帯で撮影することで、「サクラ大戦ケイタイクラブ」「ソニックカフェ」「ムシキング.com」などの携帯電話専用サイトにアクセスできるサービスを実施する。

 NTTは今回の共同実験を通じて、事業化に向けた技術検証を進める。セガは、同技術を活用した新たなコンテンツの開発を検討するという。

 なお同実験は、12月20日から22日まで、東京国際フォーラムで開催される「NTTグループコミュニケーションEXPO」、およびOCNサイト「ケータイでゲット!」で、一般利用者も体験できる。

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