ITmedia NEWS >

たまごっち人気でWiZが好決算

» 2005年07月15日 17時31分 公開
[ITmedia]

 ウィズ(WiZ)が7月15日発表した2005年5月期決算は大幅な増収増益となった。国内外で人気となった「たまごっち」シリーズや、アニメ関連商品が好調だった。

 売上高は55億9800万円(前期比84.0%増)、営業益は7億2200万円(同1036.7%増)、経常益は7億2200万円(同1167.4%増)、純益は3億8500万円(同1591.8%増)。1株当たり純益(EPS)は4万4200円。

 「祝ケータイかいツー!たまごっちプラス」が好調で、入荷するたびに完売するほどだった。たまごっちは海外でも人気となり、ロイヤリティー収入が貢献した。アニメ「ふたりはプリキュア」シリーズ関連製品は人気が続き、同社主体で制作したアニメ「レジェンズ」の版権収入も堅調だった。一方、携帯コンテンツ事業は競争激化で低調だった。

 今期もたまごっち、プリキュア関連の堅調を見込み、通期業績予想は売上高が62億5100万円、経常益が7億5000万円、純益が4億4000万円(EPS:5万1060円)。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.