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任天堂、営業利益8割減 DS投入でコスト増

» 2005年07月28日 21時27分 公開
[ITmedia]

 任天堂が7月28日発表した2005年4〜6月期連結決算は、営業利益が前年同期比78.5%減の37億5400万円と大幅に落ち込んだ。ニンテンドーDSを投入した直後でハードの利益率が低下したほか、ニンテンドーゲームキューブも低調だった。

 売上高は前年同期比14%減の706億8400万円、経常利益は同41.4%減の213億8600万円、純利益は同37.6%減の141億1500万円。

 DSは138万台販売したが、投入直後で量産効果がなく、コストが高くついた。ソフト販売は532万本だった。

 研究開発費もふくらんだほか、次世代機の発表を受け、ゲームキューブのハード、ソフト販売も減少。ハードは世界全体で26万台(前年同期は65万台)、ソフトは431万本(同736万本)にとどまった。

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