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Time誌の「影響力のある100人」にFacebook CEOや南相馬市長
Time誌の「世界で最も影響力のある100人」にWikiLeaksのジュリアン・アサンジ氏や、福島県南相馬市の桜井勝延市長、宮城県南三陸町の菅野武医師が選ばれた。
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Time誌は4月21日、「世界で最も影響力のある100人」のリストを発表した。FacebookのCEOのほか、東日本大震災の被災地からも選ばれている。
今年のリストには、IT関連ではFacebookのマーク・ザッカーバーグCEO、内部告発サイトWikiLeaksの創設者ジュリアン・アサンジ氏、エジプトの反政府デモに参加して治安当局に一時拘束されたGoogle幹部ワエル・ゴニム氏などが入っている。
日本人では、福島県南相馬市の桜井勝延市長と、宮城県南三陸町の公立志津川病院の医師、菅野武氏が選ばれた。桜井市長はYouTubeで世界に向けて原発事故による市民の窮状を訴えた。Time誌は、「市長の訴えは世界中から反響を呼び、多くの人が、効率の良さで知られる国がなぜ最も弱い立場にある市民たちを失望させたのかと疑問を持った」としている。
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菅野氏に対しては「津波警報が出てすぐに患者を最上階に避難させ、マグニチュード9.0の地震と大津波の間のわずかな時間に数十人を助けた」「最後の患者が避難するまで病院に残った」と賞賛している。
このほか、バラク・オバマ米大統領やアンゲラ・メルケル独首相といった国家首脳、人気歌手ジャスティン・ビーバーなどが選ばれている。
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