ニュース

かっこいいけど中身は菌 バクテリアで光るムーディーな照明

神秘的な緑色の光を放つ不思議なムードランプ。実は電気ではなく生物発光細菌を使っています。

advertisement

 いくつもの透明なガラスの容器が集まって蜂の巣のようになった不思議な形のライト。ぼんやりと緑色に光って、とても幻想的――実は、光っているのはバクテリアなんです。

 このランプは、生物発光細菌の用途を模索するためにPhilipsが開発したコンセプトモデル。手吹きで作ったガラスの容器を金属のフレームでつないでいます。容器には緑の光を発するバクテリアの培養物が入っており、シリコンチューブで「エサ」の入った土台につながっています。エサはメタンと堆肥材料で、コンポスターから作ることもできるそうです。

 生物発光細菌は強い光を発しないので、警告やムード照明などに向いています。発光の速度が遅めで、細菌を生かし続ける必要はあるものの、コード不要で電気に依存しないというメリットもあります。Philipsは夜間の路面標識、縁石の警告ストライプ、インテリアといった用途を考えています。確かにこんな照明が家にあったらかっこいいですが、中身が細菌だと考えるとちょっと……。

advertisement

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  4. 「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
  5. 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  6. 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  7. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  8. “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
  9. 放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
  10. 脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」