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「ねとらぼ」だから「虎坊」に行きたい――編集長の無茶ぶりから始まった、謎と神秘の「虎坊」探訪記謎の感動(4/4 ページ)

それは例によって、編集長の無茶な一言から始まった。「九州に行くならさ、虎坊ってところに行ってきてよ」。ええと、行くのはいいけど、そもそも虎坊ってどこ?

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 せっかくなので、民家周辺をぐるっと歩いてみた。以下、虎坊の写真をどうぞ。

「ね」がないとすごく普通の風景
土手から後ろを振り返ると、そこには牛津川
畑の真ん中に、10軒ほどの民家が固まっている
小さな塚のようなものもあった
よく見ると雷神様が彫られている。雷様を祭っているのは珍しい
民家の脇には水路が流れている。これも牛津川の名残だろうか

 ついでに、地図にあった「虎坊」の文字の場所にも立たせてもらった。

タマネギ畑の中心で「ね」を持って立つ男の図
後ろを向いても、そこには畑があるばかり
ちょっとズレちゃったけど、これが証拠のGPS写真だ!

小城市の人はみんな親切でした

 帰りは岡本さんがそのまま牛津駅まで送ってくれた。駅前でまた小学生の一団とすれ違うと、やっぱり「こんにちは」と挨拶された。「道で誰かに会ったら挨拶する」というのは、このあたりの教育方針らしい。出会った人がみんな親切だったのも、もしかしたらそんな教育の賜物だったのかもしれない。

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 もしもまた佐賀に来る機会があったなら、今度はぜひ有明の干潟をゆっくり見てみたいと思う。市役所の方によれば、干潮時には有名なムツゴロウも見られるそうだ。あと、「一度食べたら他の玉ねぎは食べられなくなる」という、「わしぇ」と「ごくわしぇ」も食べてみたい。

 編集長のよく分からない思いつきから始まった企画だったが、気付けばずいぶん大がかりな取材になってしまった。果たしてこれでよかったんだろうか? まあいいや、写真も撮ったし、あとは東京へ帰るだけだ。と言っても、帰りは帰りで地獄のキング・オブ・深夜バス「ライオンズエクスプレス」なのだが……それはまた別の話である。それにしてもなんで編集長は虎坊を知っていたんだろうか……。

駅前まで戻ってきたついでに記念撮影。また来るから、ね!
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