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脱ぎたがる女たちが増えている? “今の私”を残せるヌード専門スタジオに行ってきた(2/4 ページ)

自分自身のヌード写真を残したいという女性が増えている。ヌード専門スタジオ「Studio ivy」(スタジオアイビー)は3週間先まで予約が取りづらい状況だ。どうして彼女たちは脱ぎたがるのか。女性だけで作られる撮影現場に潜入して見えた真実とは――。

 バスローブを脱ぐとピンクのかわいらしいランジェリー姿になった。最初はスタッフが隣に立ってポーズの見本をとる。「口角上げて」「肩に目線を落として」「今すごくかわいい」「脚がすごくキレイ」「旦那様が隣にいるときの表情で」「オーバー気味に笑う方がイイ」「ステキ」とスタッフの口から次々に飛び出す様々な言葉。女性同士だからこそ、言いたいことも言える。気持ちも分かる。ガールズトークでリラックスできる。それに伴って、原田さんの中で少しずつ何かがほどけ始めたようで、ぎこちなさがなくなっていく。

 あれ? 表情が明らかに柔らかくなった。原田さんは本当に40代? そう思わず目を疑ったのは3着目の衣装での撮影時のこと。ステキに年齢を重ねた人ならではの笑いジワが、本当に魅力的に現れるのだけれども、雰囲気はまるで少女。その顔はガールそのものなのだ。写真を確認する瞬間「自分で言うのもアレだけど、これかわいいかも。これ私に見えない」と感動している原田さんは、瞳がキラキラしていた。

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