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東北沢、下北沢、世田谷代田のホームが地下化 3月23日始発から

開かずの踏切も今日まで。

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 小田急電鉄は3月23日始発より東北沢、下北沢、世田谷代田3駅を地下駅とする。それに伴い、3月22日の終電後に上下線を同時に地下へと切り替える工事を行う。

 東京都と進めている「小田急小田原線(代々木上原~梅ヶ丘駅間)連続立体交差事業および複々線化事業」によるもので、この区間にある9カ所の踏切が全てなくなり、渋滞緩和が期待されている。

新宿からの下りでは代々木上原駅を超えたあたりで地下へと入るようになる

 地下化により各駅の改札の位置や動線が変更となり、特に下北沢駅ではホームが地下になることで京王井の頭線との乗り換えに従来より時間を要することになりそうだ。下北沢駅はしばらくは工事を終えた地下3階の急行線ホームを利用するが、将来的に複々線となれば地下2階の緩行線ホームも利用できるようになるという。

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 東横線・副都心線の相互直通運転により東横線渋谷駅が地下化したのと同様、注目を集めそうだ。小田急電鉄では「駅構内および電車を撮影する際のお願い」を公式サイトで掲載し、列車の運行に支障をきたすような撮影や行動を控えるよう呼び掛けている。

 なお、3月23日以降も引き続き工事が行われ、複々線化の完成は2018年度を予定している。

公式サイトでは工事状況も確認できる

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