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ここまでならOK! 女子が許容できる「ソーシャルゲーム好き男子」とはモテ機 Vol.53

ブームとなっているソーシャルゲーム。ハマっている人も少なくない。女子にとってどんな「ソーシャルゲーム好き男子」ならOKなのか聞いてみた。

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 今や社会現象となっているソーシャルゲーム。周囲に結構な額まで課金して、ゲームのとりこになっている人はいないだろうか。それが彼氏だったらどうする? どこまでのハマり方なら許せる? 周囲の女子に話を聞いてみた。

課金、どのくらいなら許せる?

 「定期的に課金してお金を落とすのはちょっと……」と話すのは、メーカーで働く28歳のA子。彼女はまったくもってゲームに詳しくなく、ゲーム歴はなんとスーパーファミコン(!)で止まっている。「でも、Wiiみたいにゲーム本体を買うならいいの。形があるものに対して対価を払っているのが分かるから。でもソーシャルゲームみたいに、ゲームの世界の中で武器やアイテムを買い集めていくのには、あまりいい印象がない。形のないものに大金を費やすことが理解できない」と語る。

 A子の周りに、カードやキャラクターを集めるのにハマっている男子がいるという。「彼は月に数千円ほど落としているみたいだけど、1年では数万円単位にもなるわけですよ。自己投資になるわけでもないのに……」。ではどこまでなら許せるのかと聞くと、「“無料”の範囲内で遊ぶなら許せる」とシビアな意見。ほかの女子にも聞いてみると「月千円程度なら」「中毒になっていないならいいのでは」と比較的寛容。浪費しすぎていなければいいといった声が大半だった。

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ゲームキャラよりAKBにはまるほうがいい?

 では、具体的にはまってほしくないタイプのソーシャルゲームはあるのだろうか。IT企業で働く26歳のB子に聞いてみると「アイドル(育成)系はイヤだな。リアルなアイドルにハマってくれる方が、心身ともに健康的な男子って感じだし」と話す。「2次元キャラにのめり込むよりはAKBファンであってほしい。そうすればまだ“理解”はできる」といった声もあった。完全に2次元のキャラを愛してしまうと、もう現実の女子を好きになれないのでは、と心配になる。

 では、同様に2次元の女の子が登場する「恋愛系」ゲームはどうだろうか? 「自分の彼氏が恋愛系のソシャゲにハマっていたら怒るけど、恋愛系はアイドル系よりはマシだと思う。彼女ナシ男子が適度に遊ぶのは、たとえ2次元の女の子が相手でも、リアルな恋愛に進む前の練習になると思うし。ただし、ハマるのはナシで」とB子。しかし、恋愛系のソーシャルゲームに登場する女子ほど、現実の女子は甘くない。もっとシビアだし、毒舌な発言もするし、それに天使みたいな女子なんて皆無だから。そんな現実をしっかりと理解した上で、「疲れたしちょっと恋愛ゲームで癒されようか」くらいのノリでライトに始めてライトに終わるなら許されるようだ。

これはやりすぎ! ソーシャルゲーム中毒男子の事例

 最後に「中毒」といってもいいくらい、ソーシャルゲームにハマりすぎな男子の事例についても聞いてみた。金融関連企業で働く29歳のC子は「月に10万円くらいソーシャルゲームにお金を費やして、家まで引っ越した人がいる。家賃を安くしてその分のお金をつぎ込むつもりなんだと思う。生活水準を下げてまでゲームにのめり込む意味がわからない」と話す。

 ネット上にも「家にいると旦那がいつでもどこでも常にスマホを触ってゲームしている」「彼と一緒に出かけても食事中でもゲームをしている」といった悲しい声が数多く見られた。同じ空間にいるのに、彼らの目は相手の女子にはまったく向いておらず、ゲームだけに集中しているのがツラい。ゲームをしてもいいから、せめてふたりで過ごしている間は、一緒にいる相手のことをちゃんと見ようよと言いたい。

 ソーシャルゲームの日本における市場規模は、近年ずっと右肩上がりの状態だという。2013年度は4256億円を見込んでいる(出典:矢野経済研究所)。これだけはやるのにはそれなりの理由があるはずで、やはりハマる魅力的な要素いっぱいで作られているものなのだろうけれど、のめり込みりすぎは禁物だ。

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