「ロックマン」稲船氏の新作ゲーム「Mighty No.9」、Kickstarterで400万ドルの資金調達を達成!
当初の目標を大幅に上回る資金調達を達成し、Vita、3DS、PS4、Xbox Oneなど向けにゲームが出ることが決まりました! 楽しみすぎる!!!
古きよき「ロックマン」のテイストを受け継いだとも思える、comceptの新作ゲーム「Mighty No.9」――KickstarterやPayPal経由でファンから開発資金を募っていた同作ですが、10月1日に募集を終了し、最終的になんと400万ドル以上の資金調達を達成しました。当初の目標だった90万ドルを大幅に上回る資金調達により、PC、Mac、PlayStation 4、ニンテンドー3DSなどなど多数のゲームプラットフォームへの対応や、オンライン対戦モードの追加などが行われる見込みです。
comceptは、ロックマンシリーズを手がけたことでも知られる稲船敬二さんが立ち上げたゲーム会社であり、今回のMighty No.9はロックマンを彷彿とさせる横スクロールアクションゲームとなっています。主役ロボットのMighty No.9ことベックは、腕からエネルギー弾のようなものを出して敵を倒していくのですが、うむ……これはロックマンっぽいぞ!!
クラウドファンディングサイトであるKickstarterを通じ、9月から開発支援金を募集。また、PayPalを通じた支援金募集も行い、合計で400万ドル以上の資金を調達しました。日本円にして3億9000万円以上……世界中のファンからの期待値がうかがえます。
2015年春の配信を目指し、Windows向けゲームとして企画された同作品ですが、資金調達額が目標を大幅に上回ったことで、Mac、Linux、PlayStation 4、PlayStation 3、Xbox One、Xbox 360、Wii U、ニンテンドー3DS、PS Vitaと、幅広いプラットフォームへの対応が予定に組み込まれました。また、当初6つの予定だったバトルステージの新規追加や、サポートキャラクターの追加、開発ドキュメンタリーの撮影、オンライン対戦モードといった、数々の追加要素もプロジェクトに盛り込まれます。
ゲームを遊べるようになるのはまだちょっと先ですが、懐かしさと新しさが融合した同ゲームの発売が今から楽しみですね!
関連記事
日々是遊戯:インディーゲーム開発者400人が集い、叫び、飲み、涙した「INDIE STREAM」とは何だったのか
東京ゲームショウ最終日、品川のSCEビルでもう1つのイベントが行われた。国内外のインディーゲーム開発者400人が集まった「INDIE STREAM」の様子をリポートする。ゲームの可能性を広げるための「Kickstarter」という選択 「ロックマン」の生みの親、稲船敬二氏へのロングインタビュー[3/3]
「Kickstarterは、ファンとつながりながら一緒にゴールを目指すという非常に良い仕組み」――稲船敬二氏はこう語る。ゲームの可能性を広げるための「Kickstarter」という選択 「ロックマン」の生みの親、稲船敬二氏へのロングインタビュー[2/3]
『Mighty No.9』と『ロックマン』はどこで差別化を図るのか――稲船敬二氏に新ゲームプロジェクトについて聞いた。ゲームの可能性を広げるための「Kickstarter」という選択 「ロックマン」の生みの親、稲船敬二氏へのロングインタビュー[1/3]
ゲームクリエイター稲船敬二氏がクラウドファンディングサービスサイトKickstarterでゲームプロジェクトを立ち上げた。その背景について聞いた。稲船敬二氏の新作ゲーム、クラウドファンディングで資金募る
開始から1日で、目標額の3分の2を超える額が集まっている。欧州のオタクが熱い視線:14ユーロ(1400円)のプリクラに行列 マンガ・アニメだけじゃない「Japan Expo」
今年で13回目のJapan Expo。展開内容はマンガ・アニメに限らず、野球のバッティング体験コーナーあり、折り紙ありと、多岐に渡る。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.