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コバルト文庫「マリア様がみてる」シリーズ 15年の歴史に幕
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11月30日発売の少女小説「お釈迦様もみてる-蛍のヒカル-」(今野緒雪)をもって、1998年に開始した集英社コバルト文庫の「マリア様がみてる」シリーズが完結する。同作のイラストを担当しているひびき玲音さんは14日、Twitterで「本日の納品にてコバルトシリーズで描かせていただいていた『マリア様がみてる』~『お釈迦様もみてる』までの単行本のお仕事が一区切りとなりました。15年間ありがとうございました」と報告した。
「マリア様がみてる」は、“私立リリアン女学園高等部”を舞台とした青春学園小説。1998年から現在までに39巻が刊行され、アニメ化や実写映画化も果たした。2002年には、物語が絶妙なタイミングで中断する通称“レイニー止め”が、大きな話題になった。
本編は2008年発売の「マリア様がみてる ハローグッバイ」でひとつの区切りを迎えていたが、同年にスピンオフ作品「お釈迦様もみてる」をスタート。そして、同作もついに30日発売の第10巻でシリーズ完結となる。
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ひびきさんは、前述のほかに「シリーズに関して完全にこれっきりというわけではなくて、本誌やカットイラストなどではまだお仕事させていただくかもしれません」「長く続いた祥子&祐巳編、柏木&祐麒編については公式に明確に完結となりましたのでそのご挨拶でした。私が過去に夢中になったコバルト作品は残念ながら全て未完(笑)だったので、関わった作品としてきちんと区切りを迎えられたのは本当に幸せで、編集の皆様や今野先生には感謝です」ともツイートしている。
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