脳科学者・茂木健一郎さんが新聞社を批判する歌をYouTubeで熱唱
その意図は先日行われた吉松育美さんの記者会見と関係がありそう。
「『日本の新聞』という曲であります、聴いてください。……日本の新聞~♪ 腐ったメディア~♪」
12月18日、脳科学者の茂木健一郎さんが日本の新聞社を非難する歌を自作してYouTubeに投稿した。
動画は「日本の新聞」という曲を茂木さん本人がアカペラで独唱しているもの。「腐ったメディア」「何でもかんでも報道禁止さ」「芸能事務所の手先」「こそこそすんじゃねぇ」といった言葉で新聞を批判する歌詞を、茂木さんは振り付けしながら強い語調で歌い上げている。時おり「テレビも一緒だー!」というセリフも。
動画の最後にちらっと「ミス・インターナショナル2012」でグランプリに選ばれた吉松育美さんが登場する。先日吉松さんがある脅迫被害を告発する記者会見を行ったが、それを新聞やテレビが一切報道しなかったことが茂木さんの歌のきっかけのようだ。
16日に吉松さんは日本外国特派員協会(東京都千代田区)で会見を開き、大手芸能事務所の幹部から脅迫やストーキング行為などを受けたとし、11日に威力業務妨害罪で同幹部を告発したことをブログで発表。さらにグランプリへ王冠を授与するために出席予定だった「ミス・インターナショナル2013」を、大会側から体調不良を理由に自粛するよう求められたことも報告している。これも同幹部が大会側へ圧力をかけたためだと指摘した。
動画最後の画像は吉松さんが記者会見で涙を流しているもので、茂木さんはTwitterで画像に「Flowers for a brave lady. We stand behind Ms. Ikumi Yoshimatsu.(勇敢なる女性に花束を。我々は吉松育美さんの味方だ。)」という文を添えてツイートした。
またほかにも、「こういうのを報道すると、BダッシュだかKダッシュににらまれて、芸能番組つくれない、とかそうい理由でニュースで取り上げないだとしたら、そんな生き方してて、恥ずかしくないのか、テレビや新聞の報道の諸君。」など、数々のツイートで記者会見を報じないマスコミに苦言を呈している。
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