“攻め”のアート雑誌 「美術手帖」12月号で“BL(ボーイズラブ)”大特集ですって!?
中村明日美子先生が表紙と漫画を描き下ろし! ガチだ!
11月17日に発売される美術雑誌「美術手帖」12月号にて“BL(ボーイズラブ)”が特集されることが同誌のTwitter公式アカウントで告知されました。
「美術手帖」さんからの「みなさま、突然ですがボーイズラブはお好きですか? 来月、11月17日発売の美術手帖12月号は、ボーイズラブを大特集します!」という本当に突然すぎる告知にTwitter上の腐ったおねえさま・おにいさまがザワつきました。まさか……だって国内と海外の最新アートやアーティストにフィーチャーし、展覧会情報や評論を掲載する由緒ある美術雑誌ですよ? ほ、ほんとかな……?
現在、同誌ではBLの「表現」に迫るべく、BLマンガ家の方々への取材を行っており、公式Webサイトでは「男性同士の恋愛や絆の物語を描くボーイズラブ(BL)。登場人物の関係性を軸に、愛、性、欲望など、生きることの本質をあぶり出す作品は、なぜ多くの描き手/読み手を惹き付けるのか? BLマンガを中心に、その表現の魅力に迫る」と、これだけでもうシビれそうになる次号予告も掲載。そして表紙とマンガは「同級生」や「ダブルミンツ」など数々の名作BLを生み出す実力派・中村明日美子先生の描きおろしだそうです。もうガチじゃないですか!
同誌では過去にも荒木飛呂彦さんやボーカロイド・初音ミクを特集するなど、かなり柔軟にポップカルチャーを取り入れる姿勢も見せています。しかし、ついにBLが特集される日がくるとは。BLというジャンルの繁栄と時代の流れを感じます。とにもかくにも“攻め”の姿勢を見せる「美術手帖」さんのテクニックに期待が高まりますね!
関連記事
美術雑誌「美術手帖」に初音ミク特集
美術手帖限定デザインのペーパートイ「グラフィグ」がついてくる。TGS2014:男装女子がベッドに押し倒して言葉責めしてくれる「ごくメン!」ブースで新たな扉が開けそうになった件
しかも受け攻め選択も可能!ボカロ小説で「普段はできないことを全部やりました」 ネット育ちの文芸作家・木爾チレンさんが「蝶々世界」で描いたもの
「中高生時代に『神』と呼ばれてました(笑)」――インターネットで小説を書き始め、やがて文芸の世界に飛び出した一人の若手作家はボカロ小説「蝶々世界」で再びインターネットに出会った。劇画のリイド社が変身! 若者向けWeb漫画サイト「トーチ」公開 ただいま175万円の赤字だそうです
なぜか収益を報告。今年はファストチケットもあるよ! 「アニメイトガールズフェスティバル2014」開催
乙女のための大型イベントが今年もやってくるー!
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.