ニュース

ピエール瀧主演のドラマをNHKが制作 キャスティングのこだわりは「昭和の顔」

ピエール瀧さんのNHKドラマ主演は初。「大きなモノに翻弄される三上&ピエール瀧を楽しんでいただけたら幸いです」

advertisement

 NHKが新たに制作する土曜ドラマ「64」で、主役にピエール瀧さんを起用したことを発表した。ピエール瀧さんのNHKドラマ主演は初めて。地方県警を舞台に、昭和64年(1989年)と平成14年(2002年)の2つの誘拐事件を追う広報官役を演じる。

画像

 「64」は横山秀夫さんの同名の小説が原作。昭和64年というたった7日間に起こったD県警史上最悪の未解決事件「翔子ちゃん誘拐殺人事件」、通称「64(ロクヨン)」。時効が迫り、加害者の匿名問題でD県警の広報室と記者クラブが対立する中、被害者遺族宅への警察庁長官視察が1週間後に決定する。長官慰問を拒む遺族、当時の64関係者に敷かれたかん口令、刑事部と警務部の鉄のカーテン、謎のメモ――その状況下、視察直前に発生した新たな誘拐事件は、64をそっくり模倣したものだった、というストーリー。

 ピエール瀧さんは出演について次のようにコメントしている。「原作を読んで、その緻密な設定と展開に驚かされました。素晴らしいキャストの皆さんとこの題材を具現化していく事は、非常に楽しみであると同時に、大仕事である事も実感しています。この状態は主人公の三上の状況ととてもリンクすると僕は感じています。大きなモノに翻弄される三上&ピエール瀧を楽しんでいただけたら幸いです」

advertisement

 チーフ・プロデューサーの屋敷陽太郎さんによると、主人公のキャスティングでは「昭和な顔」にこだわろうとスタッフで考えたところ、一番に思い浮かんだのがピエール瀧さんだったとのこと。音楽は、ピエール瀧さんも出演したNHK連続テレビ小説「あまちゃん」とおなじく大友良英さんが担当する。

 放送は2015年4月から、NHK総合で毎週土曜日に全5回放送する。

黒木貴啓

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. スザンヌ、“ヘキサゴン貯金”で故郷の温泉旅館を再建していた…… 約1億5000万円をローンなし一括で「本当にすっからかん」
  2. お会計中、財布を取り出したら……レジの店員が「えぇぇ!?」 信じられない光景が198万表示「三度見くらいしちゃいそう」
  3. 国道でひとりぼっちの老犬→必死に追いかけ保護して1年後……「涙なしでは見られません」 心温まる光景が548万再生
  4. 築53年家賃4万円・何てことない団地のドアを開けると…… まさかの空間出現に驚きの声「素敵」「ここまでお洒落に」
  5. 自販機に“1000円”を入れたら……? 出てきた“とんでもないお釣り”にお口あんぐり「こんなん初めて見た」
  6. 排水溝から聞こえる“不気味な鳴き声” そーっとのぞくと…… 「あっ」「気まずww」まさかの正体が140万再生
  7. 「猫のやらかした瞬間、欲しいです」→ 高級ソファや障子が餌食になる“衝撃の光景”が続々集まる 7700万表示の反響「これじゃ怒れない」
  8. 「ベランダは不要」の考えを激変させた“神建築”が「こんな家に帰りたい」と話題に 住んでみてどうだった?その後を聞いた
  9. 「買うつもりなかったのに……」 ユニクロ新作“3990円トップス”が売り切れ続出の反響 「めちゃくちゃ最高」
  10. 足の悪い母のため、庭に作った小道→100均アイテムで雰囲気ガラリ 天才アイデアに「すごい!」「真似します」