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杏野はるなさんが離婚騒動についてコメント 「しつこく子作り迫る」「離婚するなら芸能界追放」――元夫のパワハラ恐怖明かす

もはやどちらの言葉を信じていいのか……。

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 ゲームアイドルの杏野はるなさんが2月23日、Facebookを更新し、所属事務所・エッグコアの社長であり、元夫でもある小林栄介さんとの離婚騒動についてあらためてコメントしました。

 小林社長は昨年12月、Facebookで突然、事務所の所属アイドルであり、同時に共同経営者でもあった杏野さんと結婚していたことを報告。しかしこの時点ですでに杏野さんとの関係はこじれており、杏野さんとは連絡がつかない状態だったことが後に明かされます(関連記事)。結局「結婚報告」後、杏野さんと小林社長は一度も接点がないまま、今年1月に正式に離婚が成立します。

 小林社長はこれまで騒動の経緯について、杏野さんが離婚話のもつれからヒステリーを起こして出て行った――と説明していました。しかし今回、杏野さんの説明を読むと、小林社長側にもかなり「黒い」側面があったことがうかがえます。

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 杏野さんによれば、もともと小林社長との結婚は杏野さんが望んだものではなく、あくまで会社経営の立て直しのためだったそう。

 ある時期、エッグコアの経営がかなり悪化していた時があり、杏野さんがそのことを問いただすと、小林社長は「結婚をしなければ会社の内部、つまり金銭の現状を見せることはできない」と、それを口実に結婚を迫ります。その後も「結婚しないと仕事のバックアップは一切やらない、やる意味がない」「名前もせっかく売れてきたのにもったいない」などとしつこく迫られ、ストレスが限界に達した杏野さんはとうとう婚姻届に判を押してしまいます。金銭問題が解決したら離婚してほしい、と杏野さんは何度も念を押しましたが、これも効果はありませんでした。また、小林社長は感情の起伏が激しく、以前からちょっとしたことで逆上したり、「意に添わないことに対しては言葉では表せないほどの行動に出る」こともあったと書いています。

エッグコアのサイト

 他にも杏野さんは「会社経営についての考え方の違い」など、離婚を考えるに至ったいくつかの理由を挙げていますが、とうとう限界が来たのが昨年の夏。もともと仕事上の関係から仕方なく結婚していた杏野さんは、あまりにもしつこく子どもを作ることを迫る小林社長に、「子供を作ることの強要をやめてほしい。仕事は大切なものだから社長と共にやってもいいが、離婚だけはしてほしい」と訴えます。

 が、小林社長の返答は「離婚するなら芸能界から追放する」というもの。結局、杏野さんは悩んだ挙げ句、芸能界をやめて離婚することを選びますが、小林社長はそれを聞いてまた逆上。「かなりの暴言と共に怒りを表し」、身の危険を感じた杏野さんは地元の警察署へと逃げ込んだそうです。昨年秋以降「仕事放棄」状態だったのも、「公的機関を介して解決を図った結果」、やむなく仕事を休止せざるを得なかったとのこと。

杏野さんのブログ。結局、9月14日が最後の更新に

 また杏野さんは、これまでTwitterやブログで繰り返してきた「炎上」発言についても内情を明かしています。もともとTwitterは杏野さんがファンとのコミュニケーションツールとして使っていましたが、フォロワーが増えてくると小林社長がその内容に介入するように。杏野さんの考えを無視し、しだいに「炎上を誘発するような独特な内容」になっていったと書いています。ブログも同様に、杏野さんが書き方について意見しても「あの書き方だと誰も見てくれない」と逆上され「恐怖を覚える」ばかりで、実質「社長のメッセージ」になっていたと明かしています。

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 こうして読むと、これまでの小林社長の発言とはかなり食い違いがあることが分かります。杏野さんはこれまでの生活について「長年にわたる明らかにおかしい言動、力尽くの行為、洗脳に近い行動を思い出すと現在でもとても恐怖を感じます」と振り返るとともに、同時にファンや関係者に向けて「如何なる理由があったとしても結婚をしてしまった事、社長の考えに結果的に同意するかたちになりファンの皆さまにご迷惑やご心配をおかけしました事は、たとえ厳しい環境であったとしても、適切な判断と行動をする勇気が足りなかった私の責任でもあります」と謝罪しています。

杏野さんが手がけていた「ゲームミュージアム」のサイト。ゲームミュージアムについても双方で意見が食い違っており、杏野さんが「今でもゲームは大好きで、ゲームミュージアムも残してほしい」と言っているのに対し、小林社長側は「(杏野さんは)ゲームはもともと好きではなく、ゲームミュージアムについても再三連絡したが返事がなかった」と主張しています

 もちろん、これも杏野さんからの一方的な説明であり、どちらの言っていることが正しいのかは分かりません。杏野さんの書き込みから数時間後、小林社長は自身のFacebookのコメント欄で、「海外ロケの準備であまり読めていない」と前置きしつつも、「事実と異なることも非常に多い」「(あのコメントを)本人が書いていないのは僕にはわかります。彼女の文章力、癖は世界一知っているつもりです。。」とコメントしています。

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