ニュース

アルジャーノンがお出迎え、キイス色に染まった「カフェ・クリスティ」に行ってきた

早川書房1階の「カフェ・クリスティ」が展開するコラボ企画がスタート。第5弾はダニエル・キイスの代表作『アルジャーノンに花束を』。

advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 東京・神田、早川書房1階にある「カフェ・クリスティ」が3月13日~4月28日の期間限定で、米国作家・ダニエル・キイス氏の代表作『アルジャーノンに花束を』とコラボした「カフェ・アルジャーノンに花束を」として営業している。

 カフェ・クリスティはこれまでにも、「BAR ロング・グッドバイ」「パブ シャーロックホームズ」「PKD酒場」「カフェ・ポアロ」など、早川書房が刊行する名作やその作者とのコラボを展開してきた。「アルジャーノンに花束を」は新版も発売されており、店内で購入可能。

花があしらわれた店内

 コラボ対象ごとに男女比や年齢層が変わるのが特徴的なこの企画。シャーロックホームズの時は、俳優のベネディクト・カンバーバッチ効果で客層は若い女性が多かった。今回も、アルジャーノンをイメージしたパンケーキや、内装に花束を用いるなどかわいさを重点においたこともあり、女性客が中心となっている。

advertisement

お店のスタッフの人たちも毎度企画を楽しみにしているそう

壁には1968年米国で公開された「まごころを君に」のポスター。こちらは主役のチャーリイ・ゴードンを演じる俳優のクリフ・ロバートソン

ガラス面には、さまざまな国で刊行された「アルジャーノンに花束を」の装画が貼られている。右下は来日した際に撮られたダニエル・キイスの写真。店内にあるテレビでは、その際の映像を見ることができる

作品タイトルをイメージして、店内には花が飾られている。装飾はまだまだ増やしていく予定とのこと

パンケーキは人気すぎて売り切れ必至

 カフェ・クリスティのコラボ企画といえば、特筆すべきは提供する料理の美味しさ。カフェ・クリスティの料理は、地下にある本格レストラン「ラ・リヴィエール」のシェフが作っているため、見た目は作品の世界観と調和させつつも、味はとてもクオリティが高いものになっている。特に、アルジャーノンが描かれたパンケーキは初日から売り切れとなるほどの人気で、平日は午後2時~午後5時、土日祝日は午後1時~午後4時までの限定料理となっている。


リンゴジュース・パイナップルジュース・カルピスソーダを混ぜた「キニアン先生」(600円)。キニアン先生はチャーリイに手術を勧めた人物

飲み物を頼むと特製コースターがもらえる。早川書房のデザイナーによるもので、これを目当てに来る人もいるとか。一種の公式グッズといえる

こちらは「マグロのカルパッチョ」(1000円)食べたら脳手術を受けたように頭がよくなるかも? マグロは分厚くて結構食べ応え十分、花も食用のため食べられる

たっぷりチーズがかかった「オムライス・グラタン」(800円)

中はこんな感じ。チキンライスとチーズが絡まってスプーンを口に運ぶ手が止まらない

頼もうと心に決めていた「チーズ盛り合わせ」(800円)。ブルーチーズの味が濃いので、別途「チャーリイのバゲット」(300円)を頼むのもあり。アルジャーノン人形は女性や子どもたちに人気らしく、一緒に写真撮影する人も結構いるんだとか

昼のメニュー

夜のメニュー

迷路やメッセージカードなども用意


チャーリイとアルジャーノンが競った迷路で遊ぶことも

ちゃんとアルジャーノンが描かれている辺りにこだわりを感じる
メッセージカードも配られている。入口にあるコルクボードに貼ることができ、担当者が「これは!」と思ったものはTwitterに上げたりするそう。普段口にすることができない愛する人へのメッセージを書いてみてはいかがだろうか

カフェ・アルジャーノンに花束を

開催期間:3月13日~4月28日

営業時間:平日は午前11時半~午後10時(ラストオーダー午後9時)、土日祝日は午前11時~午後4時(ラストオーダー午後3時)

住所:千代田区神田多町2-2 第三ハヤカワビル1F

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. しぶとい雑草“ドクダミ”を生やさない超簡単な方法が115万再生! 除草剤を使わない画期的な対策に「スゴイ発見」
  2. パパに笑顔を見せる4カ月の赤ちゃん、ママの顔を見ると…… あるあるな反応に「なんで?!」「ママをすごく信頼してる証拠」とさまざまな声集まる
  3. 顔の半分は童顔メイク、もう半分の仕上がりに驚がく 同一人物と思えない半顔メイクが860万再生「凄いねメイクの力」
  4. スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
  5. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  6. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  7. 巨大ウサギのデカさを伝えるため、2Lペットボトルを横に置いてみたら…… 衝撃の比較結果に「えっ、500mlじゃないんですか」「マジで大きい」
  8. 元「AKB48」メンバー、整形に250万円の近影に驚きの声「整形しすぎてて原型なくなっててびびった」
  9. 実写「シティーハンター」、最後まで見るとあるはずの仕様がない配慮「わかってる」「粋なはからい」「いい判断」
  10. 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声