「Twitterの複垢は当たり前」「女子高生の平均は3.4個」　電通総研が調査結果を発表

　「高校生を中心に、Twitterアカウントの複数持ちは当たり前になっている」「女子高生の平均所持数は3.4個」――電通総研が20日、こんな調査結果を発表しました。

　「若者まるわかり調査2015」は今年2月にインターネットで実施。関東・関西・東海圏の男女3000人（高校生以上15～29歳、未婚）を対象に、若者の価値観やコミュニケーション意識などを聞いたそうです。その結果、ふだんの生活で使うことのあるキャラの数が、高校生で5.7キャラ、大学生で5.0キャラ、20代社会人で4.0キャラあることが判明。最も多いのは女子高生の6.6キャラで、男子に比べて女子の方が多いという結果も得られました。

　SNSではLINEとTwitterが性別・年齢問わず浸透している一方で、Facebookは年齢とともに登録率が上昇、Instagramは女子が多く、女子高生では2人に1人がアカウントを持っているそうです。電通は、若者が各SNSを目的やシーンに合わせて使い分けていると分析しており、興味深いことにTwitterでは複数アカウントの所有が当たり前に。実に高校生の62.7％、大学生の50.4％、社会人でも34.5％が複数持っているそうです。特に女子高生では所有率72.8％と高く、アカウント数の平均個数も3.4個！　社会人男子は所有率30.3％でしたが、平均個数では2.8個と大学生を上回りました。ただし、中央値については非公開となっています。

　また、「人間関係をリセットしたくなることがあるか」と聞いたところ、男子では「あてはまらない」「どちらかというとあてはまらない」の合計が5割を超えたのに対し、女子は「あてはまる」「どちらかというとあてはまる」の合計が6割以上で、特に女子高生では約7割と高いスコアになっていました。