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「内容がガチ」「役に立つ」――東京都が配布する防災ブック「東京防災」が都民ならずとも見るべきと話題に

Webでも閲覧できます。

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 東京都がこのほど作成した防災ブック「東京防災」をご存じですか? 首都直下地震等の災害に対する備えが万全となるよう、日ごろの備えや発災時の対処法などを分かりやすくまとめた本です。都内各家庭に9月1日から順次配布されている一方で、Web上でも内容が公開されており、ネットユーザーの間で「内容がガチ」「役に立つなあ」「どこに住んでても見て損はない」といった反響が広がっています。

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Webでも閲覧できます

 東京の地域特性や都市構造、都民のライフスタイルなどを考慮して防災情報がまとめられているのですが、住む場所にかかわらず役に立つ情報も多く掲載されています。また、イラストを多用して分かりやすく情報がまとめられているのも特徴的。シンプルな絵柄で見やすい一方で、震災時の危険性がしっかりと伝わってくるように描かれており、こうした点もネットで好評のようです。

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第1章「大震災シミュレーション」の見開き1例。シンプルながら危機感のあるイラストで発災時の注意点を分かりやすく紹介しています
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第1章「大震災シミュレーション」より

 本の内容は大まかに、

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  1. 大震災シミュレーション(地震発生の瞬間から避難、復興までをシミュレート)
  2. 今やろう 防災アクション(今すぐできる災害の備え)
  3. そのほかの災害と対策(地震以外の東京に潜む様々な災害と対策の解説)
  4. もしもマニュアル(災害発生時に役立つ知恵や工夫をイラスト付きで解説)
  5. 知っておきたい災害知識(災害に関する知識のまとめ)
  6. 漫画 TOKYO“X”DAY(かわぐちかいじ氏オリジナル漫画)

 で構成されており、冊子全てを合わせると約300ページというボリュームです。発災時にどう身を守るかといった情報はもちろん、大震災発生後の物資の少ない状況の中でどう生活するかといったサバイバル知識も紹介されています。かわぐちかいじさん作の漫画まで掲載するなど、幅広い市民に興味を持ってもらおうという制作者の姿勢が感じられますね。

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第4章「もしもマニュアル」では、被災後の生活に役立つ情報なども多数掲載されています

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