ニュース

米国防総省の機関が“自然に近い触覚”のある義手を開発 SF作品の世界にまた一歩近づく

“近未来”がやってきた。

advertisement

 アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)が“自然に近い触覚”のある義手を開発したことを発表しました。

アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)リリース

 脊髄を負傷したことにより半身不随の状態だったという28歳の被験者。脳と直接つながった義手を装着し、目隠しをした状態で生身の手と義手両方を触られる実験に参加しました。実験では、義手の指に触れられた際に、「手を触られている」という感覚を味わったとのこと。

 なお、1本の指に触れるとだけ告げて、本当は2本の指を触るという実験では、「誰かにイタズラをされたようだ」と被験者が冗談めかして回答。このような反応から、開発された義手が“自然に近い触覚”を持っていることが分かったとDARPAの研究者は語ります。

advertisement
ジョンズ・ホプキンス大学の研究室が義手を組み立てました

 義肢と使用者の間で双方向のコミュニケーションが成立することが確認され、義肢の開発はあらたな局面を迎えました。不慮の事故や病気などで手足が不自由になった人や手足を失ってしまった人を救う新たな手段として研究がさらに活発化しそうです。

 また、全身または身体の一部をサイボーグ化するなど、SF作品やアニメでよく目にする世界がそう遠くない将来やってくるかもしれません。

“近未来”が到来するぞ……

高城歩

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. 夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 「情報操作されてる」「ぜーんぶ嘘!!」 175R・SHOGO、元妻・今井絵理子ら巡る週刊誌報道を一蹴 “子ども捨てた”の指摘に「皆さん騙されてます」
  9. 160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」
  10. 「セッ…ックス知育玩具」 省略する位置がとんでもないオモチャの名前にネットがざわつく