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俳優・福士蒼汰の新たな一面が開花する? フジ系スペシャルドラマ「モンタージュ 三億円事件奇譚」2016年放送

「世界文化遺産」登録後初めて軍艦島(端島)でロケを行ったそう。

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 フジテレビが2016年放送のスペシャルドラマとして、「モンタージュ 三億円事件奇譚」の制作を発表した。主演は「恋仲」「図書館戦争」などの福士蒼汰さん。


モンタージュ 三億円事件奇譚

 週刊ヤングマガジンで連載されていた「モンタージュ 三億円事件奇譚 SINCE 1968.12.10」(渡辺潤)を原作とした作品で、1968年12月10日に発生した未解決事件「三億円事件」をテーマとしている。フジテレビによると、連載中から各社間で映像権の争奪戦が行われていたのだそう。

 福士さんが演じるのは主人公・鳴海大和。2009年の長崎、高校3年生だった大和は見知らぬ老人から「お前の父親は、三億円事件の犯人だ。誰も信用するな」と告げられる。その後、老人は亡くなり、大和の父・鉄也は謎の死を遂げてしまう。2016年の長崎、父の形見の剣道着から血の付着した五百円札を見つけてしまった大和は、ひょんなことから警察に殺人の容疑をかけられ、図らずも大きな事件に巻き込まれていく――というストーリー。脚本は、劇団「自家発電」を旗揚げし、「泥棒家族」「64(ロクヨン)」など数々の作品で脚本を手掛けてきた大森寿美男さん。

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 同作では、7月に「世界文化遺産」に登録されたばかりの軍艦島(端島)を舞台の1つに採用。登録後、ロケが行われるのは今回が初だという。1968年の事件発生当時の風景を再現するため、茨城県高萩市、福島県富岡市、群馬県高崎市、佐賀県佐賀市などの広範囲でロケを展開している。

 フジテレビ公式サイトでは、ドラマの見どころや主演を務める福士さんへのインタビューを掲載。これまでラブストーリーに出演することが多かった福士さんだが、今回は本格的な社会派エンターテイメント作品となることから、「僕自身の新しい一面を見ていただけると思います」とコメント。「三億円事件」を知らない人たちにも、ドラマを通じて知ってもらえたらうれしいと語っている。


モンタージュ 三億円事件奇譚 SINCE 1968.12.10

(宮澤諒)

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