王道？　だがそれがいい　男女逆転漫画「僕と彼女の×××」の心ときめく3つのシーン

姉の部屋にあったのを見つけたんです。漫画は基本的に姉が買ったものを読みます。部屋に入らないくらい漫画があって、たまに苦渋の決断で売ったりしてるみたいです（笑）。

設定がしっかりした、展開がアツイものが好きです。あとはアニメ化されていないもの。アニメ化されているとアニメで見ちゃうので、それこそ「ワンピース」とか原作は読んでないです。アニメ化されてないからこそ漫画で楽しめるかなっていうのはありますね。

性格の変わったあきらと菜々子に違和感を覚えながらも、千本木は二人が入れ替わっていることに気付かずに、菜々子（中身はあきら）に好意を抱いていきます。

長年友達だったからこその癖と言うんでしょうか、ついつい菜々子のことを「あきら」と呼んでしまって。「ついにきた！」とわくわくしましたね。

千本木はすごいモテるので、女の子が千本木にべたべたしちゃうんです。あきらは男友達を好きって認めたくなくてモヤモヤするんですけど、ここで言っちゃうんです。

「だめ、これは僕のだから」（棒読み）。

体が入れ替わる機械が直って、あきらは男に戻れることになるんですけど、すごく切ないんですよね。男に戻りたい気持ちはあるんだけど、多分、千本木が悲しむだろうなって。入れ替わる瞬間に「待って！」って叫んで、千本木への思いに気付きます。

声を作ろうとしないで、自分の声を使って演技に幅を出すように言われています。ちなみにこの漫画もやったことあるんですけど、やっぱりキャラクターの口調だったり雰囲気は考えるんですけど、声は作ろうとは思わないです。

菜々子の入ったあきらと、奈々子の親友・真琴の2人の女の子をやりました。

一つ目は「風光る」、新撰組に女の子が一人入り込んでしまうお話です。女の子といっても、髪は武士のように頭頂部をそって月代（さかやき）にしてるんですけどね。命をかけた愛の物語に思わず泣いてしまいそうになります。

二つ目は「ボクラノキセキ」。前世の運命を巡って、高校生たちが戦いを繰り広げていく現代ファンタジーです。主人公の男の子は、前世は戦争で滅んだ国の女王で……。日常が非日常に変わる瞬間に胸がはずみました！

私が男になったらってことですよね？　女の子だからこそ、女の子がこうしたら喜ぶって分かるじゃないですか。なので入れ替わったら女の子をキュンとさせたいですね。うん、できる気がします！