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マーベルの自由すぎる新ヒーロー「デッドプール」、R指定映画では「マトリックス リローデッド」の記録を抜いて全米No.1に

米R指定映画の中では、これまでは「マトリックス リローデッド」の週末興行収入9177万ドルが最高記録でした。

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さすがデップーさん(画像は公式Facebookページから)

 先週金曜(2月12日)にアメリカで公開された、マーベル・コミックの新ヒーロー「デッドプール」が、先週末の米Box Office Mojoの全米公開中映画ランキングで首位に立ちました。公開直後の週末の興行収入は1億3275万ドル(約151億円)。これまで米R指定映画(17歳未満の観賞は保護者の同伴が必要)の中で、公開週末の最高興行収入は「マトリックス リローデッド」の9177万ドル(約104億円) でしたが、「デッドプール」はその記録も塗り替えた形になります。

 「デッドプール」の制作費は5800万ドル(約66億円)と、マーベル原作のヒーロー映画としては比較的低めです。それにもかかわらず公開週末だけで制作費の約3倍を売り上げ、複数のランキングで首位に立ちました。これもアメリカでの「デッドプール」の人気を表しています。

「デッドプール」トレーラー(全年齢版)

 デッドプールとは口数の多い、治癒と不死の能力を持つアンチヒーロー的ヒーローです。原作のコミックでは、戦闘中も絶えず軽口をたたいたり、劇中から読者に話しかけたり(自分がコミックの登場人物であることを知っている、という設定)と悪ノリの多い、異色の存在となっています。

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 不死のせいか、敵だけでなく自分がひどい怪我をすることも厭(いと)いません。その結果起こる過激な表現と、絶えず発せられるジョークが人気です。

 映画版でも、R指定ならではの過激な映像表現とジョークが生かされているようです。またラブロマンス的な内容もあるようですが、レビューでは現代的で少し変わったシナリオとも評されていて気になります。

 デッドプールは今回の映画だけでなく、X-MENの映画への登場も予定されています。また続編の計画もうわさされています。今後もその破天荒なキャラクターで楽しませてくれそうです。

 「デッドプール」は、日本では2016年6月に劇場公開予定です。

ヒグチマサキ

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