NHK Eテレで「浦沢直樹の漫勉」セカンドシーズン放送決定　萩尾望都、花沢健吾、五十嵐大介、古屋兎丸の仕事に迫る

　2015年9月に放送された「浦沢直樹の漫勉」のセカンドシーズンが3月からスタートする。3月3日に萩尾望都さん、3月10日に花沢健吾さん、3月17日に五十嵐大介さん、3月24日に古屋兎丸さんを迎える。

　漫画家・浦沢直樹さんが、漫画家の創作の秘密に迫る内容で、2014年にかわぐちかいじさんと山下和美さんを迎えたパイロット版が好評で、翌2015年に東村アキコさん、藤田和日郎さん、浅野いにおさん、さいとう・たかをさんを迎えたファーストシーズンが放送された。

　漫画家たちの仕事場にカメラが入ることで、独自に編み出した技法や漫画家たちの普段の様子が切り取られる。セカンドシーズンでは少女漫画界の神様ともいわれる萩尾望都さんが登場。萩尾さんは「ポーの一族」「11人いる！」で小学館漫画賞、「残酷な神が支配する」で手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞し、2012年には少女漫画界ではじめて紫綬褒章を受章している。今回は「王妃マルゴ」の現場に密着する。

　「ボーイズ・オン・ザ・ラン」や「アイアムアヒーロー」の花沢健吾さんの回では締め切りに苦しみながらも絶対に妥協を許さない姿に、「魔女」や「海獣の子供」の五十嵐大介さんの回では、「ディザインズ」の現場に密着し、アートとエンターテインメントの融合を目指して格闘する姿に、そして「自殺サークル」「ライチ☆光クラブ」の古屋兎丸さんの回では連載中の「帝一の國」「女子高生に殺されたい」で多彩な道具を駆使して読者を驚かす画面を生み出そうと苦闘する姿に迫る。