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新規映像追加して再編集 「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」テレ朝系で4月3日より放送決定

ニチアサが油断ならない。

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 「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」が4月3日より毎週日曜7時からテレビ朝日系列全国ネットにて放送決定。オープニング&エンディングが新作で追加されるほか、TVシリーズ用に再編集される。

 「機動戦士ガンダムユニコーン」は、「機動戦士ガンダム」から続く“宇宙世紀”を舞台とした物語の新章として、KADOKAWAの「月刊ガンダムエース」に2007年2月から2009年8月まで連載されていた作家・福井晴敏による同名小説をサンライズが映像化したアニメーション作品。 本作品は、OVA(オリジナルビデオアニメ)として制作され、ビデオグラム(全7巻)が販売されたが、OVAガンダムとして最高記録となるBlu-ray/DVDの累計出荷数、190万枚以上を記録している。この7つのエピソードからなる物語として生み出された本作を番組用に古橋一浩監督自らが再構成して放送される。

 新規映像によるオープニングとエンディングは、アニメ「機動戦士ガンダムユニコーン」のサウンドトラックを手掛ける作曲家・澤野弘之氏による、ボーカルプロジェクト「SawanoHiroyuki[nZk]」が担当し、オープニングは新曲を採用。番組用に新たな映像を作成する。また、“シャアの再来”と呼ばれる男、フル・フロンタル役を演じる池田秀一氏が、次回予告および第2話以降のアバンタイトルのパートで、ナレーションも担当する。

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左からバナージ・リンクス(CV:内山昂輝)、オードリー・バーン(CV:藤村 歩)、フル・フロンタル(CV:池田秀一)
左から「ユニコーンガンダム(ユニコーンモード)」、「ユニコーンガンダム(デストロイモード)」「シナンジュ」

 作家の福井氏はテレビ放送について子どもも見られる時間に放映されることが重要と語り、「UCは『大人のためのガンダム』でしょ? なんで今さら子どもに見せたいの……って言うか、子ども受けする要素あると思ってんの? と、すかさず疑問を持たれたあなた、あなたはまったくもって正しい。昨今のマーケティング観点に従うなら、UCの今回の放送の仕方は無茶もいいとこという一方の見方はあります」とコメント。当初はファーストガンダム世代(大人層)に向けて発信されたUCが、次第に若年層を取り込んでいった事実と、ファーストガンダム当時に小学生がガンプラ・ブームから底支えしていた経緯を振り返り、「この無茶にこそ閉塞感を突破するなにかが宿るのではないか……と、我々は半ば本気で信じてもいる」と、今後も想像しえなかった何かに期待を寄せていると語っている。

U.C. 0001―。

宇宙への移民が始まった、新たな時代。

西暦から宇宙世紀(Universal Century : U.C.)に移るセレモニーが行われていた地球連邦政府の首相官邸、宇宙ステーション「ラプラス」が爆破テロにより粉々に砕け散る。

貧しさからそのテロ事件に加わった青年サイアムは、「ラプラス」の爆発に巻き込まれ、残骸の中である物を発見する。

それは後に「ラプラスの箱」と呼ばれることとなる禁忌の箱だった。

U.C.0096―。

「シャアの反乱」から3年、一年戦争から続く戦乱の世は、表面上には平穏を取り戻しているかのように見えた。

工業スペースコロニー「インダストリアル7」に住む少年バナージ・リンクスは、ある日、オードリー・バーンと名乗る謎の少女と出会う。彼女は、ビスト財団とネオ・ジオン残党軍「袖付き」による「ラプラスの箱」の取引を止めようと、単身行動を起こしたのだ。彼女に対し、協力するバナージ。だが、同じく取引を妨害するため乗り込んだ地球連邦軍と「袖付き」との戦闘により、コロニーは戦場と化してしまう。オードリーを探して戦火を走り抜けるバナージは、「ラプラスの箱」の鍵となる純白のモビルスーツ、ユニコーンガンダムとの運命的な出会いを果たす。

「ラプラスの箱」とは何か―。

「箱」の抱く秘密とは何か―。

今、宇宙世紀 百年の呪いが解かれようとしていた。

(C)創通・サンライズ


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