20周年を迎える東京ゲームショウ 試遊の機会を増やし、VRやAIのコーナーを新設する
今年のテーマは「エンターテインメントが変わる。未来が変わる。」
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(以下、CESA)は、9月15日から18日の期間、幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)にて「東京ゲームショウ2016」(TGS)を開催するにあたっての概要を発表した。
1996年に始まった東京ゲームショウは、今年で20周年を迎える。2015年は、過去最多となる480の企業・団体が出展し、歴代2位の約27万人の来場者数を記録した。今年は20周年記念として企画展や記念講演などを予定している。
今回のテーマは、「エンターテインメントが変わる。未来が変わる。」に決定。多様な楽しみ方や新しい技術で、国境や世代など多くの壁を越えて、ゲームが今まさにエンターテインメントの価値を変えようとしている、という思いを込めた。
注目はVR(バーチャルリアリティ)関連の製品・タイトルを展示する「VRコーナー」や、人工知能関連の先端技術・サービスを持つ企業が出展する「AIコーナー」などの新設。海外出展エリアには、東南アジアに加え、東欧・中南米の企業を対象とした「東欧ニュースターズコーナー」「ラテンニュースターズコーナー」も新設される。
来場者からの要望が毎回多い「試遊」の機会を増やすべく、「VRコーナー」内には試遊専用エリアを設置、親子で楽しめるファミリーゲームパーク(旧:ファミリーコーナー)は入場対象を中学生以下とその家族に拡大する。
また、TGS2016に特別協力するドワンゴは、「niconico」において会期中の番組配信に加え、会期前の7月から特別番組を放送。さらに会期中の出展社の公式生放送を無償で配信サポートすることが決まった。
TGS2016は9月15日と16日がビジネスデイ、17日と18日が一般公開日となっている。
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