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東日本大震災後、消灯されていた六本木の光る壁「Counter Void」が5年ぶり再点灯へ
巨大な7セグ数字が表示されるアート作品が期間限定で復活。
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東日本大震災以降明かりが消えていた、六本木・けやき坂の“光る壁”が3月11日から、5年ぶりに再点灯されます。「Relight Days」というイベントの一環で、点灯期間は3月13日までの3日間。
この“光る壁”は、宮島達男氏による「Counter Void」というパブリックアート作品で、高さ5メートルの白い壁が、長さ50メートルにわたって続くというもの。夜間はこの壁が光り、そこに大きな7セグデジタル数字をカウントダウン表示するという迫力のある内容でした。この壁と数字は人間の「生と死」を表現したものでしたが、東日本大震災後、犠牲者への鎮魂と節電のため消灯されていました。
しかし震災から消灯を続けた結果、消灯された状態が日常となり、消灯の持つ意味は少しずつ薄れてきました。そこで今回、「Relight Days」として5年ぶりに期間限定で壁を再点灯することで、震災や作品のテーマについて改めて考える機会を作ることになりました。
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期間中、壁の前では音楽演奏やワークショップ、被災地の今を体験できるVR映像展示など、いろいろなイベントが開催される予定です。震災後の5年間やこれからについて考える、よい機会になりそうです。
初掲載時、14日までとしておりましたが13日までの誤りでした。お詫びして訂正いたします。
(ヒグチマサキ)
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