佐藤健、有村架純、二階堂ふみらが“就活”？　SNSと就活のリアルを描く朝井リョウ原作の映画「何者」

　朝井リョウさんによるベストセラー小説を原作とした映画「何者」の出演者が決定しました。今回発表されたのは佐藤健さん、有村架純さん、二階堂ふみさん、菅田将暉さん、岡田将生さん、山田孝之さんの6人です。

　同作は、就職活動を通して自分が「何者」なのかを模索する5人の大学生を描いた作品で、男性作家史上最年少での直木賞受賞作としても話題に。表面上では力を合わせ、お互いを励まし合いながらも、SNSでは裏の表情を見せる現代的な就活生たちの姿がリアルに描かれます。

　観察能力が高く、細かなことに気が付くことができる“冷静分析系男子”の主人公・二宮拓人を佐藤健さん、二宮の片思いの相手で“地道素直系女子”の田名部瑞月を有村架純さん、二宮のルームシェア相手で“天真爛漫系男子”の神谷光太郎を菅田将暉さん、二宮と神谷の上野界に住むカップル、“意識高い系女子”の小早川里香と“空想クリエイター系男子”の宮本隆良を、二階堂ふみさんと岡田将生さんが演じます。

　原作の朝井さんは、「桐島、部活やめるってよ」で高校生の息苦しくもどこかリアルな人間関係を確かな筆致で描き切った人気小説家。平成生まれとして初の直木賞受賞作家としても知られます。

　監督は、演劇ユニット「ポツドール」主宰者で、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」「愛の渦」といった映画でも高い評価を得ている三浦大輔さん。公開は10月15日の予定です。