17世紀の科学界を舞台に、他の科学者を蹴落としながら研究にいそしむ異色ゲーム「PRINCIPIA」が面白そう
科学王におれはなる。
17世紀のヨーロッパ科学界を舞台に、アイザック・ニュートンをはじめとする14人の科学者たちが戦い(研究)を繰り広げる、一風変わったシミュレーションゲーム「PRINCIPIA: Master of Science(プリンキピア:マスター・オブ・サイエンス)」が面白そうです。7月9日・10日に京都みやこめっせで開催された、インディーゲームのイベント「BitSummit 4th」でプレイアブルバージョンが出展されていました。
登場する科学者は、アイザック・ニュートン、ロバート・フック、クリスティアン・ホイヘンスなどなど、いずれも実在する人物たちばかり。プレイヤーはこの中から1人を選び、科学アカデミーに認められるよう、時には研究活動を行い、時には他の科学者たちを陥れながら(研究のジャマをする手紙を送ったりできるらしい)名声を高めていきます。天文学、力学、生物学など研究可能なテーマは多岐にわたっており、どの分野で名を残すかはプレイヤー次第。現実では万有引力はニュートンが発見したことになっていますが、ゲームの展開次第では別の科学者が万有引力を発見し、後世に名を残すことも。
シミュレーションゲームとしてはおそろしく渋い題材ですが、もともと同作、2000年に開催された「アスキーエンタテインメントソフトウエアコンテスト(通称Aコン)」の準グランプリ受賞作品。今回遊ぶことができた「PRINCIPIA: Master of Science」のは、その17年ぶりの「完全版」となります。ちなみになぜこの題材を選んだのか聞いたところ、「大学が物理学科だったから」とのこと。
「PRINCIPIA: Master of Science」はPLAYISMより2016年夏リリース予定。ちなみにオリジナルの「Principia(プリンキピア)」はiOSにも移植されています。
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