ジェラトーニやカイロ・レンも登場、10周年の香港ディズニーランドで「ここだけ」を探してきた:香港はスター・ウォーズが占領!?(3/5 ページ)
10周年を迎えた香港ディズニーランドでは「ズートピア」ニックとジュディのサインももらえるんです。
香港ディズニーランドホテルで良質な「リゾート体験」も
香港ディズニーランドはパークだけではありません。ホテルステイも「ディズニー流」です。今回体験したのは、香港ディズニーランドからも歩いて移動可能な「香港ディズニーランドホテル」。ここには、ウォルト・ディズニーの名前を冠した「ウォルト・カフェ」、本格的な飲茶を体験できる「クリスタル・ロータス」、そしてミッキーやミニーたちがご挨拶に来てくれるブッフェスタイルのレストラン「エンチャンテッド・ガーデン・レストラン」があります。
まずは「エンチャンテッド・ガーデン・レストラン」を紹介しましょう。香港ディズニーランドの朝は意外と遅い(当日は10時開園)ので、朝早くに起きたらまずはキャラクター・ブレックファストに行きましょう。香港らしく小籠包やシューマイなども食べられるブッフェ形式の朝ご飯です。食べているとミッキーやグーフィーたちが朝のご挨拶に来てくれます。食べてる場合じゃない!
パーク歩きに疲れたり、ちょっとだけ本格的なご飯が食べたいのなら、香港ディズニーランドホテルのなかにある「クリスタル・ロータス」で“ディズニー飲茶”をどうぞ。肉まんがキャラの形でやってくるので、こちらも食べる前の撮影タイムが大変ですね。冷めないうちにどうぞ。
SNSでシェアれ! ――その他にも「ここだけ」がたくさん
香港ディズニーランドにはそれ以外にも、世界でここだけ、というものがたくさんあります。その中でも個人的にイチオシなのが、2013年にオープンしたアトラクション「ミスティック・マナー」。まずはその建物をチェックしてください。実に凝った外観です。
このアトラクションは、ヘンリー・ミスティック卿とそのお供のサル、アルバートが世界各所を探検し、コレクションした不思議なアイテムをめぐるお話。ミスティック・マナーは収蔵庫も兼ねており、ミスティック卿が発明したライドに乗り、収蔵品を見学するのですが……。途中、アルバートが「触れてはならない」とされている、謎のミュージックボックスを開けてしまうことで、ちょっとした騒動が起きてしまいます。
このアトラクション、マニアならばピクッとしてしまうものがたくさんありますので、もし長い時間行列したとしたら、じっくりとチェックしてみてください。普段は長くても30分程度で入れますので、何度も何度も体験してみてもいいでしょう。
そしてこちらも香港オンリー、グリズリー・ガルチというエリアに作られたアトラクション「ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー」もお勧めです。これはいわゆるローラーコースターで、金が取れるとされている鉱山を疾走するもの。この山にはグリズリー(熊)のすみかになっていて、その熊たちの気まぐれな行動のおかげで、大変なことに巻き込まれそうな予感……。スリル体験はややマイルドですから、「ジェットコースターは怖い」という方でも楽しめるのではないかと思います。
その他にも、10周年を記念してスタートした最新のステージショー「ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブック」も見逃せません。オラフやアリエル、ラプンツェルたちも登場し、最新の舞台演出が施されたすてきなショーでした。これも、ここ香港ディズニーランドでしか見ることができません。
“香港限定”の最たるものは、実はこれからやってきます。映画「シビル・ウォー」や「アベンジャーズ」で大ヒットを続けるマーベルの“アトラクション”がここ香港にやってきます。以前D23 Expoのリポートでも触れられていた、「アイアンマン・エクスペリエンス」が2016年末にオープン予定。すでに外観はほとんどできあがっていました。ディズニーテーマパークにおいては世界初のマーベルアトラクション、楽しみにしたいと思います。
そして2016年末には、ディズニーパークでは世界初の「マーベル」アトラクションが登場。「アイアンマン・エクスペリエンス」は香港の街と香港スタークタワーを舞台に、アイアンマンとヒドラが戦うストーリー。現在建設中のアトラクションには、どうやら動力源である「アークリアクター」がはまりそうな塔も……
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.