ニュース

「安全・安心な運営には代えられない」 神奈川新聞花火大会が休止へ、空き地減少で観覧場所の確保が困難に

みなとみらいの発展が影響するという皮肉な結果。

advertisement

 神奈川新聞が毎年夏に開催してきた「神奈川新聞花火大会」を当分の間休止すると発表しました

【社告】神奈川新聞花火大会休止のお知らせ(カナロコより

 「神奈川新聞花火大会」は横浜市中区の山下公園前面海上を舞台として1986年に始まり、その後1995年からはみなとみらい地区で開催。2016年で31回目を迎えており、全国屈指の花火大会として知られていました。

 休止の理由については「安全上の問題から今後の実施が難しくなった」と説明。みなとみらい地区の開発が進み、住民が増えて空き地が大幅に減ったことで花火観覧場所の確保が難しくなり、結果として路上に観覧者があふれることで、非常時に消防・警察が迅速に対応できない状態となっていたようです。

advertisement

 第31回大会では2015年から神奈川県警や施設管理者と協議や、流入抑制といったの安全対策などを実施。しかし一部の観覧者による道路の座り込みや立ち入り禁止区域への侵入など、安全管理上の課題が残っていました。

 神奈川新聞は「長年にわたって県民読者のみなさまのご支援で開催されてきましたが『安全・安心』な運営には代えられない」として、今回の休止が苦渋の決断であったことを明かしています。

関連キーワード

花火 | 新聞 | 安全 | 安全対策 | 横浜

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  6. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  7. 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  8. 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
  9. “膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
  10. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に