ドコモ、他2社に対抗した新プラン「ウルトラパック」を発表 家族で共有できるシェアパックも強化
ギガモンスター、スーパーデジラときてウルトラ。
NTTドコモは9月13日、新たな大容量データプラン「ウルトラパック」を発表しました。9月14日から月額6000円で20GBまで通信できる「ウルトラデータLパック」と、月額8000円で30GBまで通信できる「ウルトラデータLLパック」を順次提供。さらに家族でデータ量を共有できるシェアパックでも、月額1万6000円で50GBの「ウルトラシェアパック50」に、月額2万5000円で100GBの「ウルトラシェアパック100」を9月23日に提供開始します。
ソフトバンクの「ギガモンスター」(関連記事)、auの「スーパーデジラ」(関連記事)と同様、標準的な5000円で5GBの「データMパック」に1000円を追加することでデータ容量を4倍の20GBまで増やすことが可能になります。さらに「ずっとドコモ割」によって4年以上の長期利用者を割引。例えばもし15年以上ドコモを契約している場合には、月額6000円の「ウルトラデータLパック」が月額5200円で利用できます。
また「ドコモ光」を契約している場合には、上記に加えて最大毎月3200円の割引が適用されます。
新プランの追加に伴い、これまでの「データLパック」「シェアパック20」「シェアパック30」の新規申し込み受け付けを9月22日までで終了。すでに契約中の人はそのまま利用可能です。また、法人向けの「ビジネスシェアパック20」「ビジネスシェアパック30」の受付も終了し、同様の「ウルトラビジネスシェアパック50」「ウルトラビジネスシェアパック100」を提供します。
毎月の余ったデータ容量は翌月に繰り越しが可能で、テザリング通信に必要な月額1000円はキャンペーンにより2018年3月末まで無料の予定。こちらは他の2社より約1年ほど長く設定されています。
(宮原れい)
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