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分厚すぎぃ! 2Dを無理やり3Dにした「飛び出し坊や」の着ぐるみの無理やり感がスゴイ

3D化ってそういうことじゃないと思うの

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 滋賀県のイベントに出没する「飛び出し坊や」の着ぐるみが、その無理やり感あふれる姿で話題になっています。

正面は普通なのに、横から見ると……!?
見れば見るほど、じわじわ来る『厚さ』。
言いえて妙。まさにこれは金太郎アメ……!

 この着ぐるみの正式名称は「とび太くんかなり本物」。滋賀県にある制作会社・Mahorovaが作った「とび太くんシリーズ」の中の一体です。Mahorovaによると、とび太君には厚みによって「とび太くん」「とび太くんより本物」「とび太くんかなり本物」の3人がいるとのこと。


「とび太くん」。普通の着ぐるみですね

「とび太くんより本物」。身体は3Dだけど、顔が平べったい

そして話題の「とび太くんかなり本物」。3D化とは何か小一時間問い詰めたい

 とび太くんの本名は「飛出とび太(とびだし とびた)くん」。もともとは交通安全啓発の看板ですが、滋賀県にこの形をした看板の設置数が非常に多いことを受け、ゆるキャラとして着ぐるみ化したそうです。Mahorovaのサイトによると「生まれは昭和48年ごろで、永遠の小学8年生。1970年代に子どもの交通事故が多発したため、自身が犠牲となる決心をした」と、意外と深い設定持ち。

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滋賀県にある飛び出し注意の看板。一つずつ、微妙にデザインが違う

 「とび太くん」は滋賀県のイベントに参加している他、キャンペーンや結婚式の二次会などに呼ぶことも可能。滋賀県から往復丸1日以内のイベントの場合、出演料は3~8万円、それ以上の遠方の場合は応相談とのことです。


「とび太くん」と「とび太くんより本物」の2ショット。2次元と3次元の壁はまだまだ厚い……
画像提供:Mahorova

ちまころ

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