ソニー、スノースポーツ専用のワイヤレスヘッドセット「NYSNO-10」を発売 ヘルメットを振動させて滑走中も通話可能に
仲間と会話しながらのスキーやスノボーは楽しそう。
ソニーから、スノースポーツ専用ヘルメットマウントワイヤレスヘッドセット「NYSNO-10」が発売されます。スキーやスノーボードをする際にヘルメットに取り付けるだけで、滑走中に耳をふさがず会話が可能になる特殊なワイヤレスヘッドセットです。
イヤホンのような耳に直接付けるものはなく、ヘルメットのシェルを直接振動させることで音を作り出す技術を採用。これによって周囲の音を遮ることなく会話ができる仕組みです。
ヘッドセットはヘルメット外側の後頭部付近に付属のマウントを接着させて、その部分にワンタッチで装着して使用します。またヘルメットは接着できる範囲があり、装着に邪魔になる突起物などがなければどのブランドのものでも大丈夫です。本体は幅約143・高さ約48.4・奥行約30.8(ミリ)で、接着式マウントを含めた重量は約150グラム。
「NYSNO-10」同士3台までグループ登録でき、Bluetooth通信で最長約1キロ離れた相手と同時会話ができます。さらにスマートフォンやウォークマンと接続すれば、ハンズフリー通話に音楽再生も行えるように。
リストバンド型のリモコンもあり、ボタンひとつで電話のリダイヤルや音楽の再生と停止も可能です。マイクは小型のウインドスクリーン付きで、ヘルメット側頭部のベルトに取り付けます。
雪山での使用を考え本体・リモコン・マイクすべて、雪や雨に強く水洗いも可能な防水性能(JIS防水保護等級IPX5相当)に加え、防塵性能(JIS防塵保護等級IP6X相当)、耐衝撃性能、-10度でも動作可能な耐低温性能を備えています。
「NYSNO-10」は2017年1月下旬発売予定で、スノースポーツ用ヘルメットの輸入販売元ロータスインターナショナルにて3000台限定で販売されます。予約は2016年11月18日から開始予定です。市場推定価格は3万円前後(税別)。
(宮原れい)
関連記事
GoogleがVRヘッドセット「Daydream View」発表 布製で軽量
Googleのスマホ「Pixel」などが使えます。よっ、待ってました! 好きなゲーム、映像をこっそり楽しめるアダルトコンテンツ向けVRヘッドセット
長時間でも疲れにくい安心設計。アニメ「風雲維新ダイショーグン」が360度映像化目指してKickstarterで資金募集中 お色気あり・ロボットありの冒険活劇をCGで
スマートフォン、PC、各種VRヘッドセットなどに向け公開予定とのこと。SFの世界をジェットコースターで駆け抜けろ! VRジェットコースターが北米に初登場
サムスンとシックスフラッグスのコラボです。VRのハードル下げるか――日本発、視線追跡型VRヘッドセット「FOVE」
日本で開発されているVRヘッドセット「FOVE」は、視線追跡技術を活用している点が特徴。高価なコンピュータでなくてもVRコンテンツが楽しめ、普及へのハードルを下げる可能性を秘めています。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.