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一宮市が「ポケモンGO」利用制限を求める要望書 市内で起きた小学生事故死を受けて

市長はポケモンGOに限らず「ながらスマホ」自体が危険とし、「ながらスマホ」の危険性の周知・啓発も行うとしています。

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 一宮市(愛知県)は、「Pokemon GO」(ポケモンGO)を運営するナイアンテック本社と日本法人、株式会社ポケモンに対して、「歩行以外でのゲームの継続は不可」といったゲーム内の利用制限を求める内容を記載した要請書を一宮市長名で送付することを明らかにしました

 ポケモンGOに関する要請は、10月26日に発生した同ゲームアプリをプレイ中のトラック運転手が通学中の小学生を死亡させた事故を受けて出されたもので、愛知県警からも同様の要望書が送付されています(関連記事)。

 同市は、ポケモンGOが事故要因の1つであることは確かだとして「運転中かどうかに関わらず、移動速度に制限を設けて歩行以外でのゲームの継続は不可能となるような措置を講じること」と「歩行速度であっても道路上を移動している際は利用できないようにすること」の2つの制限を要請。道路利用者の安全を確保することで、2度と同じような事故が起きないようにとしています。

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 今回の発表の中で市長はポケモンGOに限らず、車・自転車の運転中や歩行中の「ながらスマホ」自体がとても危険だとも述べ、「ながらスマホ」の危険性の周知・啓発も行うことを明らかにしました。

 そのほか事故現場を含む通学路への緊急対策として、エスコートライン・交差点指示(T字)・「学童横断」の文字の設置、通学路のカラー塗装の計画を前倒しして、2016年中に完成させるとしています。

(宮原れい)

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