ニュース

スーパームーン、11月14日に到来 22時52分に輝く今年最大の満月をお見逃しなく

当日の夕方から翌朝まで、大きな満月が見られます。

advertisement

 11月14日に、月が最大の大きさで見られる「スーパームーン」が到来。国立天文台コニカミノルタプラネタリウムのサイトが伝えています。

2016年最大の満月(11月14日22時52分)と、最小の満月(4月22日14時24分)の比較(画像は国立天文台のサイトより)

 スーパームーンとは、月が地球に最接近し最大限に見える時期のこと。当日は夕方から明朝にかけて、大きな月が見られます。普段の満月よりも最大で14%も大きく見え、明るさも30%増しになるそうです。

 月の視直径(見かけ上の大きさ)が時期ごとに異なる現象は公転軌道によるもの。地球の周囲を楕円の軌道で回るため、地球と近いときは大きく遠いときには小さくと、月の見え方は変化します。ただし軌道は太陽や地球などの重力を受けて微妙に変化するため、月が地球に最接近する時期は周期ごとに異なります。2016年の月は11月14日20時21分に最接近し、22時52分の満月の瞬間に今年で最大の視直径になるとのこと。

advertisement
月の視直径周期(画像は国立天文台のサイトより)

 なお、スーパームーンは占星術に由来する言葉で、天文学会では用いられていません。しかし2014年では7~9月に毎月到来(関連記事)、2015年には中秋の名月と重なる(関連記事)など話題を呼び、近年は天文現象として定着しつつあるようです。

(沓澤真二)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』、舞台が見えづらいとの指摘に謝罪 「視認性の改善を講じる」
  2. 業務スーパーの“高コスパ”人気冷凍商品に「基準値超え添加物」 約1万5000個販売……自主回収を実施
  3. 【今日の計算】「500×99」を計算せよ
  4. 「葬送のフリーレン」の勇者一行、ネモフィラ畑に現る 名場面にちなんだコスプレが「これを花畑を出す魔法か」と23万いいね
  5. “スケスケ成人式コーデ”が物議のモデル、「3度見される服」を披露 「コレは見ちゃうわ」「洗っても大丈夫なのか」の声
  6. 秋元康、AKB48卒業の柏木由紀に送った手紙が物議 “冒頭の一文”に「昭和丸出し」「嫌すぎる」
  7. 天井裏から変な音がする→スマホを突っ込んで撮影したら…… 映った“とんでもねぇ”モノに「恐ろしい」「何これ」と騒然の196万表示!
  8. 1歳娘、ちょっと目を離したら衝撃の光景が……! リアル過ぎるワンオペ現場が190万再生「わかりみすごすぎです」
  9. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  10. 500円玉が1つ入る「桔梗のお花ケース」が100万件表示超え! 折り紙1枚で作れる簡単さに「お小遣いあげるときに便利」「美しい〜!」