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東京都大田区がコスプレを文化的活動と認める? コスプレ関連団体に助成金が交付されると発表

町おこしの手段として認知され、行政や各種機関との連携が進む可能性も。

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 東京都大田区で、コスプレイベントを実施する団体に助成金が支払われることが明らかになりました。発表した区議会議員・おぎの稔氏は、大田区行政が「コスプレ=表現・文化的活動」と認めたことを意味するとしています。

おぎの稔氏はオタクを自称し、以前からコスプレイベントに関わっている大田区議会議員です
「国際コスプレ普及協議会」に助成金35万円

 大田区は現在、2017年に迎える区制70周年の記念事業を実施しており、そのPRを目的とした助成金の交付事業を行っています。おぎの稔氏が公開した、その対象団体を掲載した資料には「おた★かま」「蒲田コスプレこれくしょん」などのコスプレイベントを行う「国際コスプレ普及協議会」の名称が。35万円の助成金が支払われるとされています。

 同氏によれば、これは大田区行政が「コスプレは表現であり文化であり町おこしのためのツール」と認めたことに相当し、オタク文化にとっては画期的な出来事。今後、行政や各種機関との連携が進めば、認知不足や偏見などの課題が解決する可能性があると指摘しています。

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2015年に開催された第1回「おた★かま」
2016年開催の「蒲田コスプレこれくしょん」。画像はおぎの稔氏のブログ記事より

マッハ・キショ松

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