スタン・リーさんがテープカット！　本日開幕東京コミコンに豪華ハリウッドスター集結！

　12月2日、日本初上陸のポップカルチャーイベント「東京コミックコンベンション2016（通称：東京コミコン）」が、幕張メッセ（千葉・美浜区）で開幕しました。

　「スパイダーマン」や「アイアンマン」の原作者として知られるアメコミ界の重鎮、スタン・リーさん、「スター・ウォーズ　エピソード 2」でヤング・ボバ・フェット役を演じたダニエル・ローガンさん、仮面ライダー俳優の竹内涼真さんらが出席したオープニングセレモニーには、多くの報道陣が詰めかけ、東京コミコンの関心度の高さをうかがわせました。

　また山東昭子参議院議員、伊藤信太郎衆議院議員らも出席した壇上で、キャロライン・ケネディ駐日大使に代わって出席したマルゴ・キャリントン米国大使館広報・文化交流担当公使は、流行語「神ってる」を使ってあいさつ。ユーモアあふれるスピーチで報道陣らを驚かせました。

　さらに、セレモニーには海外からの招待客としてターミネーターシリーズに出演したランス・ヘンリクセンさん、ロード・オブ・ザ・リングシリーズに出演したビリー・ボイドさん、ハリー・ポッターシリーズに出演したマシュー・ルイスさん、マーベル社副社長のC.B.セブルスキーさん、ENTERTAINMENT LEGENDSの社長ジョン・アルカンタさんも出席しました。

　またテープカットなどのセレモニーの後は、会場内に場所を移して、日本らしい華やかな演出が光るオープニングステージが展開されました。

　ステージ上には、スタン・リーさん、ビリー・ボイドさん、竹内涼真さんが再度登場。山東議員からそれぞれ親善大使の任命書が贈られました。

　名誉親善大使に任命されたスタン・リーさんは、本当は日本語でスピーチしたいけれど私はそれほど上手ではないので……と、軽いジョークで会場を沸かせながら「皆さん本当にステキです。このような素晴らしいイベントが東京で開催されて、私も本当にわくわくします」とスピーチしました。

　また壇上で、東京コミコンの開会宣言を行う大役を務めた山東議員は、ステージ終了後ねとらぼ編集部の取材に応じました。

　東京コミコンについて山東議員は「ポップカルチャーに音楽、日本の食文化と色んなものがコラボレーションされて、本当に皆さんに喜んで頂けると思います」と自信をのぞかせました。またアメリカでのコミコンなどで面識があるというスタン・リーさんについては「エネルギッシュでカッコいい方」と笑顔で印象を語りました。

　アメリカ・カルフォルニア州サンディエゴで1970年代に誕生したコミコンは、漫画や映画といったポップカルチャーに関する世界最大級のイベント。感覚的には日本の「コミックマーケット（コミケ）」に近い印象を受けますが、ハリウッドで活躍する映画スターが登壇したり、有名映画監督のサイン会などが行われるケースも多く、今では幅広い業種から注目を集めるイベントになっています。

　皆さんもぜひ、この冬は東京コミコンで盛り上がりましょう！

（Kikka）