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世界70カ所の廃墟に浸れる極上廃墟体験 セリフ・音楽を完全排除した映画「人類遺産」が公開決定 

夜寝る前に見たい……。

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 「いのちの食べかた」「眠れぬ夜の仕事図鑑」などで知られるドキュメンタリー映画監督ニコラウス・ゲイハルターさんの新作「人類遺産」が2017年2月に日本で公開されます。同作のメインモチーフは“廃墟”。

 過去の作品でも特定の地域や職業に密着し、ナレーションや会話を極力廃した静かな映像に定評があったニコラス監督。今作では「使われなくなった病院」「住む人のいなくなった団地」「海に沈んだ遊園地」など、世界各地の廃墟がナレーションや音楽も無く、約90分間にわたり映し出されます。

極上の廃墟映像
無人の病院でビニール袋の音だけが響く

 予告編でも、ひと気のない病院でビニール袋が風に揺られカサカサと音を立てている様子や、海に沈んだ遊園地に波が寄せては返す風景が黙々と流れるなど叙情性たっぷり。作品タイトルが「人類遺産(原題:Homo Sapiens)」なだけあり、建物にどんな過去があり、かつてどのような人がそこにいたのかなど、想像力をかき立てられます。

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人がいなくなった団地にしんしんと降り積もる雪
かつては笑顔であふれた遊園地
予告編

 同作は2017年2月より、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開予定です。

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遺産 | 映画 | ドキュメンタリー

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