京都のゲーセンでアーケード版アイドルマスターが稼働終了 ファンに支えられた11年、スタッフに話を聞いた
稼働終了を惜しむ声多数。
永らくのご愛顧、まことにありがとうございました――。京都府のゲームセンター「a-cho(アチョー)」のスタッフがTwitterで呟いたアーケード版「アイドルマスター」稼働終了のお知らせに注目が集まっています。2005年に始まり、メーカーサポートが終了しながらも11年以上もの間稼働し続けたa-choのアイドルマスター、その背景をa-choスタッフに聞いてみました。
アイドル育成ゲームの先駆けとして登場した、アーケード版アイドルマスター。アイドルマスターシリーズは2005年のアーケード版稼働開始後、現在に至るまで家庭用ゲーム、スマートフォン向けアプリなどさまざまな形でリリースされています。a-choではオンライン上のサービスやメーカーサポートが終了してからもオフラインで稼働を続けていたそうで、a-choスタッフは「熱心なファンが多く、色んな人にプレイしてもらえていた」と語っています。
今回の稼働終了は、ゲームのプレイに必要となるカードが切れてしまったことが理由。アイドルマスターのメーカーサポートは二年程前に終了しており、メーカーからのカード供給も停止。カード不足による稼働終了は2015年にも問題となっており、a-choのスタッフは「2015年の夏に、個人がかき集めた約200枚のカードを提供してもらった。(その時は)もう無理だと思っていた。随分愛されているゲームだなと思った」と振り返っています。
a-choスタッフのツイートは、4000RTを超え広く拡散。このツイートには「長い間お疲れさまでした!」「今日まで、本当にありがとうございました」など、稼働終了を惜しむ声が寄せられています。
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